川崎鶴見鉄道録

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札幌市電M101号 最後の雄姿を撮る その8 秋の札幌遠征⑫

前の記事はこちら。

 

中央図書館前で打ち切りになったM101号を見送った後は、運用再開を見越して次なる撮影地である西15丁目電停近くの歩道橋へと先回りすることに。

ここは札幌市電の定番撮影地の一つだけあり、すでに5~6人の先客さんがいましたが、なんとか場所を確保して撮影に挑みます。

 

まずは適当に練習電兼、札幌市電の日常カットを撮影。

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ここは歩道橋に隣接する交差点が若干カーブしているため、歩道橋の階段から外回りを真正面から狙えるポイントとなっています。

なので1/30まで落とさないと綺麗に映らない札幌市電のLED方向幕も、割と簡単に撮影することが出来ます。


そして30分ほどの中断を経て、運用を再開したM101号がやってきました。

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運用再開後も、相変わらずのすし詰め状態でした。


このあと私は内回り電車に乗って幌南小学校前電停近くのカーブへ移動。

ここでもまずは練習電がてら日常カットを。

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ここも札幌市電の定番撮影地の一つで、秋になると紅葉した藻岩山をバックに狙える有名ポイントです。

ただ今回の遠征では、内回り順光となる時間帯に来ることが出来ず、紅葉バックのM101号を狙えなかったのは残念でありました。

 

そんな感じで時間を潰しているとM101号がやってきました。

まずは電停に停車したところを歩道橋上からパチリ。

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白熱灯に照らさせた車体と電停がちょっといい雰囲気ですね。

 

素早く歩道橋を降りて、お次はカーブして遠ざかるところをケツ打ちで。

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夕暮れの線路を走り去って行く姿が、まさに今現役を退こうとしているM101号の情景と重なるようで、個人的にはお気に入りのカットに仕上がりました。

 

これにて郊外での撮影は終了です。

このあと日没を迎え真っ暗になるのと、札幌駅から新千歳空港へ向かうことも考えて内回り電車で都心部へと移動することに。

そして今回の連載も、次回が最終回でございます。