川崎鶴見鉄道録

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日田彦山線でヨンマルを撮る その1 2021GW 西日本遠征④

前の記事はこちら。

GW西日本遠征、今回から2日目のお話に入ります。

 

前回の最後に記したとおり、本日は当初の予定を変更し関門海峡を越えて九州へと足を延ばすことにしました。

私も同行のブログ友氏ともども、普段から貨物列車を重点的に撮影しておるのですが、大型連休期間中なので貨物列車が全く期待できない状況のなか何を狙うべきか、というのが大きな問題であります。

それゆえ昨夜の作戦会議で色々と意見を出し合い、近いうちに引退するであろう北九州に残る国鉄型車両を記録しようという結論に至りました。

 

そこから限られた時間と急ごしらえの荒い計画でも歩留まりが期待できる路線はどこかと煮詰めた結果、関門海峡を渡って直ぐの小倉周辺で日田彦山線のヨンマル」鹿児島本線415系の2つを狙うことに決定。

朝ラッシュが終わると本数が減ってしまう日田彦山線を先に片付け、その後鹿児島本線に移動するという大工程だけ立てて、あとは現地に行ってから出たとこ勝負で乗り切ろうという、撮り鉄としてのポテンシャルが試される?行き当たりばったりな旅となりました(笑)

 

 

というわけで朝6時に宇部市の宿を出発し、一路九州を目指して高速道路を西へ。

1時間ほどで関門海峡を越えて九州へ到達し、まずは前日にグーグルマップで適当にあたりを付けていた石原町~呼野をロケハンして、そのなかの木下踏切にて最初の撮影を行うことにしました。

 

まずは小倉行きから。

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一発目から甘ピンになっちゃいましたが・・・こちらは一見九州色を纏ったキハ47形に見えますが「キハ147形」という亜種?になります。

JR九州のヨンマルの一部は、民営化後に高出力エンジンへ換装する改造を受けており、非改造車と区別するためキハ40形はキハ140形に、キハ47形はキハ147形にそれぞれ形式変更がなされました。

現在の日田彦山線は、篠栗線非電化時代にキハ147形へ改造された車両が大半を占めているようです。

 

逆方向も撮影。

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一応上下とも撮ったのですが、雑草は入るし電線の影もモロに被るしとイマイチな場所だったので移動することに。

線路に沿って南側に車を走らせると採銅所駅北側にある跨線橋がいい感じだったので、今度はこちらで撮影を行います。

 

まずは小倉行きの快速列車。

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こちらは日田彦山線の現行ダイヤにて上下通じ唯一の快速列車でして、快速表示の方向幕を記録したかったので編成主体で撮影。

ちょっと見づらいですが、一応中身はわかるのでいいでしょう。

 

お次はケツ打ちになるので、サイド気味の構図で狙います。

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ここの撮影地、ロケーションは文句無しなのですが、実は線路の真上に高圧線が架かっているのです。

上のように編成主体に撮れば交わせるのですが、空を入れようとするとどう足掻いても入り込んでしまうのが難点・・・。

 

編成写真に飽きてきたので、最後は跨線橋の最上部から情景カットを。

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相変わらず高圧線が鬱陶しいですが、それ以外は里山らしい良き景色が広がり、これぞヨンマルが似合う風景って感じです。

 

このあとも場所を移動し日田彦山線のヨンマルを引き続き撮影しますが、長くなったので次回に続きます。