川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

引退間近の小山205系600番台 さよならヘッドマークを撮る②

前の記事はこちら。

宇都宮線内で撮影したあとは、小山区205系600番台のもう一つの運用線区である日光線へと移動します。

 

前回の撮影地である箒川橋梁から日光線へは、国道461号線経由で1時間弱ほどで日光市周辺へと移動可能です。

午後の定番撮影地である今市ストレートへ向かう前に、まずはグーグルストリートビューで事前エアロケハンして目を付けていた、文挟~下野大沢の板橋通路踏切を下見に行くことに。

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こちらの列車には、日光線の観光用車両「いろは」が充当されていました。

ヘッドマークが掲出されていますが、これは引退記念では無くデビュー以来掲出されている「いろは」専用のものなので混同せぬようご注意を。

 

ここに来た目的は、本命である次列車を反対側から撮る予定だったので雑草の茂り具合を確認するためでしたが、よく見ると奥に写り込んでいる架線柱が最近更新されたようで片持式から門型になっており、環境が悪化していました・・・。

ちなみにここは、JR東日本ホームページの「いろは」紹介ページに使用されている画像が撮影された由緒ある?場所であります。

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JR東日本 ホームページより

以前はこんな感じですっきりした編成写真が午後順光で撮れたのですが、現在は編成中央に架線柱がガッツリ掛かってしまうようです。

今はグーグルストリートビューに限らず、各種SNSで色々な場所の写真を検索することが出来ますが、やはり現地でのロケハンは大事ですね。

 

 

というわけで他の撮影地と思い一つ北にある踏切へ行ったら、逆にそこはエアロケハンより環境が向上していたので、次の列車はここで撮影することに決定。

ロケハンを終えてコンビニで昼食を調達したのち、日光線での本命列車を撮影すべく今市~日光のストレートへと移動すると4~50名ほどの同業さんがひしめき合っていましたが、なんとか場所を確保して本命列車を撮影。

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今回のさよならヘッドマーク湘南色2本、日光線色1本に掲出されており、日光線色はY2編成が対象となっています。

それぞれ前後でデザインが異なり全6種類のデザインがあるのですが、そのなかで私が一番気に入っていたのがY2編成日光方先頭車のデザインだったことから、この列車が日光線での本命に据えていたのです。

天候も完全に回復し、文句なしのバリ順で撮れてよかったですな。

 

このあとY2編成は日光駅ですぐに折り返してくるので、さきほどロケハンした文挟~下野大沢の今市通路踏切へ急ぎ移動。

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ここは事前のエアロケハンでは南西側に高い木が生い茂っており、冬だと影落ちするなと思っていましたが、実際に行ってみるとそれらの木々は伐採されていました。

こちらも良好な光線状態で反対側のヘッドマークを撮れてラッキーでしたね。

 

撮影後は再び今市~日光のストレートへ戻り「いろは」を撮影。

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日光幕を撮りたかったんですが、すでに宇都宮へ幕回しされてました (^_^;)

 

「いろは」もすぐに折り返してくるので、趣向を変えて側面から青空バックでケツ打ちして、日光線での撮影をシメることに。

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「いろは」は改造時に中間2つの乗降扉が埋められており、205系ながら2ドア車というのも大きな特徴でして、そんな車体形状を強調したかったのも側面から狙った理由の一つであります。

 

といった感じで、日光線での撮影はこれにて終了。

このあとは宇都宮付近へ移動し、最後の撮影へと参ります。