川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

臼杵湾とナナロク貨物 2022九州撮り鉄遠征⑦

前の記事はこちら。

2022九州遠征、今回から2日目のお話に入ります。

2日目の舞台は、小倉駅から鹿児島駅までを大分県・宮崎県など東九州地方を縦断するように結ぶ日豊本線であります。

 

実は日豊本線乗り鉄のほうでは全線完乗済みな路線なのですが、撮り鉄では一度も訪れたことがない土地でありました。

いくつか気になっていた列車や撮影地があり、一度撮り鉄したいなと思っていたので、今回は1日かけてたっぷりと沿線を満喫したいと思います。

 

てなわけで大分市内の快活CLUBを出発し、まずはお隣の臼杵市へ移動。

最初の撮影地である臼杵津久見臼杵湾を望む高台へとやってきました。

ちょっと分かりづらいですが、実はこの朝はものすごい濃霧が発生して、湾を挟んだ対岸に雲が発生しています。

 

そんなここでのファーストショットは、いきなり今回のメイン列車です。


8071レ ED76 1018

今回のお目当てはED76が牽引する貨物列車でございます。

ただ生憎通過時は太陽が雲に隠れてしまい、ちと残念な出来になりました・・・。

 

日豊本線では、北九州タ~西大分駅南延岡駅の間で4往復程度の貨物列車が運転されていますが、日豊本線の貨物列車は全て鉄型機関車のEF81とED76が充当されるのも特筆すべき点でしょう。

しかしJR貨物がEF81とED76の後継機としてEF510-300番台の投入を発表した以上、日豊本線の貨物列車も近い将来JR型へと置き換えられるのは確実。

なので国鉄型が日常的に見られるうちに、一度日豊本線の貨物列車も撮っておきたかったのが、2日目の舞台に日豊本線を選んだ大きな理由でございます。

 

今回はこのあと別の列車を追いかけるので、8071レの撮影はこれでおしまい。

ですが移動するには少々早かったので、後続の普通列車も撮影しておきます。


4624M

こちらは「白電」こと415系鋼鉄車による普通列車です。

この列車が通過するころには、雲がすっきり抜けてまずまずの出来でした。

 

ご存知の方も多いと思いますが、JR九州所属の415系鋼鉄車は西九州新幹線が開業した2022年9月23日のダイヤ改正で全て運用を終了してしまいました。

一応本遠征でも事前に大分区415系鋼鉄車の運用を調べ、ターゲットの一つとしていた車両ではあったものの、あくまで貨物撮影のオマケという位置付けゆえケツ打ちとなりましたが、今となっては豊後水道と絡めた日豊本線らしい場所で撮っておいて良かったと思います。

 

もう1本撮影。


1621M

こちらは815系重連普通列車です。

815系はそもそも初撮影だったので、4連で来てくれてラッキーでしたな。

 

といった感じでここでの撮影は切り上げて、次の撮影地へと移動します。