川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

遠軽でヨンマルとゴーヨンの普通列車を撮る 2023オホーツク遠征⑦

前の記事はこちら。

前回白滝界隈でキハ183系を撮影しましたが、次のキハ183系の特急までは4時間ほど空いてしまいます。

なので昼食の調達がてらいったん遠軽市街へと戻り、こちらも先行きが気になる普通列車の撮影をすることに。

 

最初は特別快速「きたみ」を撮影すべく遠軽駅横の跨線橋へ。

うねうねとポイントを渡る遠軽駅の出発シーンをじっくりと狙います。

 

旭川方面への本線へ入ったところを縦構図で。


3582D 特別快速「きたみ」

1エンジン車のキハ40形に対し、250PSエンジン×2基を持つキハ54形は、石北本線留萌本線など北海道内でも過酷な気候条件下でも単行で走行できる性能を生かし、閑散路線の普通列車を担うJR北海道の隠れた屋台骨な車両と言えるでしょう。

一応国鉄型ではありますが、民営化直前に新製されたこともあり経年は比較的浅いためすぐの置き換えは無いと思われますが、最新鋭のH100形はキハ40形だけでなくキハ150形も玉突きで置き換えており、キハ54形の運用にも影響がありそうな情勢。

いまはキハ54形がメインの「きたみ」も、いずれキハ150形へ置き換えられるでしょうから、撮れるうちに撮ったしだいであります。

 

撮影後は近所のセイコーマートへ昼食の買い出し。

昨夜に続きセコマのホットシェフです。

これもまた、北海道での撮り鉄の楽しみだと思っております。

 

お腹を満たした後は、遠軽~瀬戸瀬の湧別川橋梁へ。

今回は2021年の宗谷ラッセル遠征で揃えた完全防寒な重装備で挑んでいたので、雪が深く積もる川べりまで人力ラッセルしました。

この日は2月にしては暖かかったので、川を覆っている氷も薄くなっていて水面も少しだけ顔を出していました。

なんでうっかり氷を踏み抜くと、キンキンに冷えたフレッシュな雪融け水にダイブすることになるので、この時期の川での撮影には十分ご注意くださいませ。

 

そんな湧別川のほとりで今回のメインを。


4623D

この列車は所定だとヨンマル2両編成ですが、釧路車両所への送り込みも兼ねておりそれが重なると3両編成になります。

この日は送り込みとしてキハ54が連結され、さらにヨンマルも北海道色と国鉄風ツートン色の混結だったので3色団子な美味しい編成に!!

ついでに実は北見峠あたりで鹿とぶつかった?らしく、この日は30分ほど遅延していたのですが、定刻時はドン曇りだったのが遅れたおかげで晴れカットに転び、偶然が重なった1枚となりました。

 

このあと上り列車が来るので、ちょいとアングルを変えてもう1枚。


4622D

この橋梁の奥には湧別川ダムがあり、その堰堤を入れ込んでみました。

車両も標準色とタラコ色の混結で、こちらもなかなか美味しいカットでした。

 

といった感じで普通列車撮影はこれにて終了。

このあとは午後のキハ183系充当特急を撮影します。