川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

大沼公園で引退迫る函館ヨンマルを撮る キハ183系ラストラン 道南遠征⑥

前の記事はこちら。

キハ183系ラストラン列車「北斗」は函館駅へ向かい、翌日札幌駅へ折り返す運用となっていたので、本日はもう撮影することができません。

ただ撮影を切り上げるには早すぎるので、大沼周辺で別の車両を撮り鉄することにいたします。

 

てなわけで今回狙うのは、函館運輸所所属のキハ40形であります。

かつてJR北海道の非電化ローカル輸送のほとんどを担っていたヨンマルですが、2020年に運用開始したH100形導入後は、本格的に置き換えが進行。

すでに釧路からは全廃、旭川や苗穂、苫小牧の各地でもジリジリと運用を減らしている状況ですが、つい先日2025年3月で定期運用を終了との報道(ただしJR北海道から正式なプレスは無し)も出て、いよいよ引退へのカウントダウンが始まったという状況であります。

 

そんななか目立った動きが無かったのが函館車で、他区車がH100形や苗穂から押し出されたキハ150形に運用を奪われるなか、函館~長万部間のローカル運用を維持し続けておりました。

しかしそんなヨンマル最後の楽園だった函館にも、ついに不穏な動きが出始めたのです。

H100形によって置き換えられた富良野線運用に従事していたキハ150形0番台のうち、余剰となった数両が相次いで函館へと転属したのであります。

みなさんご存知の通り、現在建設が進んでいる北海道新幹線 函館~札幌開業後は、新函館北斗長万部間の並行在来線の旅客営業を廃止する予定のため、新車ではなく中古車のキハ150形でヨンマルを置き換えて、旅客営業終了とともに車両も廃車する思惑と見られています。

 

本遠征時はヨンマル全廃の報道や、キハ150形の転属などがなされる前でしたが、函館車も先が長くないこと自体は分かり切っていました。

個人的に道南へ足を向ける機会はそうないので、ちょうどいい機会だなと思い今回は函館ヨンマルを記録しておこう、ということで大沼公園周辺でサクッと撮影することにいたします。

 

まずは小沼の南端にある有名ポイントで、駒ヶ岳バックでパチリ。


4834D

お天気は良かったものの、駒ケ岳がちょっと霞気味なのが惜しいですね。

 

ちょっと大沼駅寄りにある小沼湖畔のポイントへ移動。


3056レ DF200-52


12D「北斗12号」

そしてメインのヨンマル。


2842D

こちらもまずまず、といったところでしょうか。

 

さらに場所を変えて、今度は大沼公園駅の北に架かる月見橋へ。


4836D

この時間になると雲が出てきてしまい、さらにイマイチな出来に・・・。

 

そして今回の〆。


6014D「北斗14号」

 

といった感じで、大沼界隈での撮影はこれにて終了です。

悪くは無かったんですが、視程が微妙で及第点といった出来だったので、機会があれば再訪したいですね。

 

このあとは函館市内へ移動して、本日最後の撮影を行います。