今回から新たな新連載シリーズを始めます。
タイトルは「2023GW 北陸・紀州遠征」でございます。
タイトルの通り、昨年のゴールデンウィークに敢行した撮り鉄遠征の記録です。
本遠征では大きく2つのお目当てがありました。
まず1つ目がこちら。
いよいよ2週間後に迫った北陸新幹線 金沢~敦賀開業に伴い、JRから第三セクターへ移管される北陸本線です。
北陸本線や「サンダーバード」「しらさぎ」自体は何度も撮影済みですが、今回移管される福井県内では一度も撮影機会が無かったので「サンダーバード」が増結される大型連休期間に足を運びたいと思っておりました。
そしてもう1つがこちら.
2023年7月に引退したキハ85系の撮影です。
ゴールデンウィーク時点では、すでに「ひだ」からは撤退済みで、残る「南紀」からは2か月後の6月30日をもって撤退が発表済み。
「ひだ」は2度ほど高山本線に遠征して撮影できたものの、「南紀」は名古屋近郊でお手軽撮影をしたのみで風光明媚な紀勢本線までは手が回らず、こちらも引退まで足を運びたいと思っておりました。
というわけで、どちらもゴールデンウィーク期間恒例の増結シーンを狙うべく、この2つの路線をハシゴする計画を立案。
前乗りから含めると5泊6日という、撮り鉄遠征としては2021年GWの西日本遠征を超える、私史上最長の遠征へと繰り出したのでした。
そんな遠征の模様を、これからタップリと綴ってまいります。
まずは初日、旅のスタートは夕方の新横浜駅から。
最初の遠征地である北陸本線へ向けて、東海道新幹線で一路西へと向かいます。
時計の針が示す通り、時間は17時と珍しく夕方出発となりました。
実はこの日は昼間にヤボ用があったので、初日は移動日と割り切っての旅立ちです。
普段は朝食であるシウマイ弁当も、本日は夕食でございます。
掛け紙が「第71回ザよこはまパレード」とのコラボ仕様でした。
この日は晴天で、富士山もくっきりと姿を現していました。
明日以降もこの好天が続いてくれる良いのですが・・・。
てな感じで「ひかり」は、北陸本線との接続駅である米原駅に到着。
今回は米原駅前で明日以降の足となるレンタカーを調達しました。
米原駅到着時点で日没を迎え、この日は1枚も撮影せずに宿へと直行。
本日は夜を明かすだけなので、旅費の節約も兼ねて福井市内の24時間スパ銭で一泊することにします。
まだ何もしてませんが、ふやけるほど湯に浸かり、干からびるほどサウナに入って整えた体にコーヒー牛乳を注入。
さすがにな~んもしてないので、ビールは自重いたしました(笑)。
明けて実質初日みたいな2日目は、早朝から活動を開始。
本遠征の初陣に選んだのは、北鯖江~鯖江にある「セーレンストレート」です。
ここはKBセーレンの工場裏手にあるストレートで、大きなやぐらに「セーレン」と書かれた看板が掲げられているカットは、北陸本線の撮影地を検索すれば必ずお目にかかるほどの定番撮影地であります。
事前に線路脇の田んぼに水が入っていると情報を得ていたので、水鏡狙いで早朝に来てみたら、これ以上ない最高の条件じゃないですか!!
そんなセーレンストレートにて、本遠征のファーストカット。
1223M
まずは普電からパチリと。
新幹線延伸後も521系はここを走り続けますが、塗装は新会社「ハピラインふくい」仕様のピンク色になることでしょう。
そう思うと、いつもより普電撮影にも力が入りますね。
続いてはケツ打ちとなるため引き構図で。
1320M
それにしても見事なまでの水鏡と青空ですねぇ・・・。
天気運が弱小なことで定評のあるワタクシが、初日からこんなに運を消化して大丈夫でしょうか (^_^;)
そして今回の本命である「北陸特急」がやってきました。
7004M「サンダーバード4号」
12両編成の水鏡は圧巻そのもの。
これだけで北陸路へ来た甲斐があったというものです。
続いては新幹線延伸後の動向が気になっていたこちらの列車。
21M「おはようエクスプレス」
こちらは平日のみ敦賀⇒金沢間で運転される「おはようエクスプレス」なる通勤特急で、大型連休期間なものの本日(5月2日)は暦上は平日なので運転されてました。
まあ特急列車として生き残ることは無いだろうなと思っていましたが、案の定配しkが決定しております。
ラストは普電で〆ます。
225M
521系4連運用も撮影出来て良かったです。
といった感じでここでの撮影はこれにて終了。
思わぬ好条件で早くもホクホク顔ですが、遠征はまだまだ始まったばかりなので、次なる撮影地へ向けて移動します。