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シメは高山本線の数ある撮影地の中でも超有名スポットである飛騨金山~焼石の下原ダムでございます。
ここは下原ダムにより飛騨川が堰き止めているため、川幅がとても広くちょっとしたダム湖のようになっております。
そして高山本線とそこに平行する国道41号線は川を挟んで向かい合う形になっており、国道の歩道からお手軽にダム湖を行く列車を撮影できるので、撮り鉄のみならず一般観光客にも人気のスポットであります。
そんな下原ダムで撮影開始。
まずはダム湖に架かるガーター橋にて上り列車を編成メイン構図で。
1034D「ひだ14号」
風も無く水流も穏やかだったので、綺麗な水鏡になってくれました。
この列車は富山編成を連結するため編成が長めなのも高ポイントでございますな。
続いては下り列車なので、ダムを入れた構図でパチリ。
1033D「ひだ13号」
日没が近づき風が出てきたため水鏡が若干乱れましたが、風景としてはこちらのほうが美しいですね。
ただしこの構図だとほぼ真南を向くため昼間は基本的に逆光となり、夕方遅めだと方位的には順光になりますが今度は山陰がかかるため、光線的には結構難儀する構図と言えそうです。
後続の普通列車もついでに撮影。
1718C
キハ25系もいつもより3割増しくらいカッコよく見えます(笑)
お次は上り列車を川いっぱいの構図で。
36D「ひだ16号+ひだ36号」
こちらも大阪編成を連結する列車なのでかなりの編成長が期待できます。
といっても長すぎて草木に隠れちゃいましたが、まあいいでしょう。
最後は普通列車で遊んでおきました。
1721C
日没が近くなり露出が厳しくなってきたので、露出稼ぎも兼ねて流し撮りで。
これで水鏡がもっと綺麗に出ていたら文句無しだったのですが、川ではそうそう上手くは行きませんな。
初訪問ながら何枚か良きカットを得られたので、上々の成果を得られたかなと思います。
そして今回の撮り鉄、高山駅以北では純粋に冬景色カットを狙っていましたが、そのあとは下見的な要素が強い遠征でありました。
高山本線は四季折々の写真が撮れますが、私が一番に撮りたいのは紅葉の季節でして、実は今秋の紅葉シーズンに再訪すべく写真こそ撮ってませんが、撮影ポイントになりそうな場所を色々と巡っておりました。
実際に遠征を決行できるか分かりませんが、実現した折には当ブログで綴っていきたいと思います。
下原ダムを後にし、車をひたすら走らせて岐阜駅へ。
岐阜駅前でレンタカーを返却し、電車で名古屋駅に移動します。
が、駅前でちょっとしたものを見つけたので、次回はそちらをご紹介いたします。