川崎鶴見鉄道録

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古里海岸でキハ85系南紀を撮る 2023GW 北陸・紀州遠征⑬

前の記事はこちら。

いったん連載を中断していた昨年GWの北陸・紀州遠征、今回から後半の部となる紀州編が開幕します!

 

紀州編の目標は、当時引退間近のキハ85系南紀」を紀勢本線で撮影することです。

南紀」自体は何度か撮影済みなものの、そのほとんどは関西本線名古屋口でお手軽撮影、しかもどっちかというとDD51貨物のオマケで撮ったもので、南紀たる由縁の紀勢本線では未撮影でした。

 

紀勢本線といえば、青い太平洋と絡めて美しい風景カットを撮影できるスポットが点在する路線なので、キハ85系を抜きにしても一度行きたいと思っていた場所でした。

しかしながら、その風光明媚な撮影地の大半は紀伊半島の奥地にあり、そう易々とは行けぬ土地ゆえ踏ん切りがつかずいたところ、こちらの方からお誘いが。

毎度おなじみの関西在住のブログ友「なんばポヤシさん」でございます。

氏も紀勢本線へ遠征する機会を伺っていたらしく、じゃあゴールデンウィークにでも一緒に行きますか!と意気投合し、ジョイントいただくことに相成りました。

 

遠征前にワタクシ立案のカツカツ撮影スケジュールを押し付け・・・提出したのち無事承認されまして、夜明け前に京都河原町駅前に集合して出発。

草津JCTから新名神に入るころ、日の出を迎えました。

若干雲が見えるものの、本日もいいお天気に恵まれそうですね。

 

京都市から2時間半ほどのドライブを経て、紀勢本線沿線に到着。

最初にやってきたのは紀伊長島~三野瀬にある古座海岸を見渡せる展望台です。

志摩半島から熊野市にかけてのこの界隈は、リアス式海岸がもたらす入り江が点在しており、まずはそんな紀伊半島らしい地形的特徴を入れ込める場所を選びました。

手前の砂浜海岸はキャンプ場になっておりますが、5月初旬にも関わらずたくさんのキャンプ客がいるとは、さすが温暖な東紀州ですな。

 

てことで本遠征のファーストショット。


3002D「南紀2号」

ここ数年は基本編成が2両という寂しい姿になった「南紀」ですが、GWの最繁忙期ということで5両編成へと増結されておりました。

風景カット狙いのため広角構図がメインとなるゆえ、2両編成ではなかなか画になりにくいので、増結はありがたいですな。

 

といった感じで、初手は2号の1枚だけで終了。

このあとは尾鷲市へと移動しモーニングを摂ります。

やってきたのは「マック」でございます。

聡明なる本ブログの読者様におかれましては、間違っても「マクド」などという奇怪な呼び名を用いることは無いと信じておりますが、一応周知しておきますぜ若旦那。

 

という内輪ネタはさておき、ここにやってきたのは単に飯を食うためだけでなく、紀州を根城にTwitterでご活躍されている「サロン熊野路さん」と合流するため。

今回は紀州を隅々まで知り尽くした氏にナビゲートいただき、じっくりとキハ85系を追いかけ回すこととなります。

 

そんなわけで3人パーティになった紀州編は、次回からが本番です!