川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

「日本最東端の駅」東根室駅 北海道放浪の旅 12日目②

前の記事はこちら。

根室駅 北海道放浪の旅 12日目①

 

根室駅を後にし、ひとつ隣の東根室にやってきました。

f:id:kawaturu:20190912215217j:plain

 

東根室駅は日本最東端の駅として知られています。

f:id:kawaturu:20190912215302j:plain

とはいっても無人駅なこともあり、同じ北海道内にある「日本最北端の駅」である稚内駅と比べると、少々地味な存在であります。

そして当駅を発着する列車の少なさもあり、乗り鉄でも終着駅である隣の根室駅まで乗り通してしまい「通過しただけで降り立ったことは無い」という方も、意外と多いのではないでしょうか。

 

そんな日本最東端の駅である東根室駅の駅舎がこちら・・・と紹介したいところですが、実は東根室駅には駅舎どころか待合室すらありません

これもまた、地味さを際立てているような気がします・・・。

 

東根室駅のホームは、道路から一段高いところにあります。

f:id:kawaturu:20190912222120j:plain

f:id:kawaturu:20190912222208j:plain

東根室駅のホームは、板張り式の1面1線の棒線式です。

 

駅名標を記録。

f:id:kawaturu:20190912223453j:plain

f:id:kawaturu:20190912223500j:plain

 

またホーム上にも「日本最東端の駅」の看板が設置されています。

f:id:kawaturu:20190912223541j:plain

f:id:kawaturu:20190912223559j:plain

駅前のものとは違い、こちらの看板は列車内からも撮影できるので、車内から撮影したことがある方も多いのではないでしょうか。

 

そんな感じでいろいろ撮影しているうちに、続々と人が集まってきました。

時刻表を調べると、ちょうど釧路行きの列車が来そうなので待っていると・・・

f:id:kawaturu:20190912223805j:plain
5626D「ルパン三世ラッピングトレイン」

なんとルパン三世ラッピングトレイン」のキハ54 522が充当されていました。

一度近くで見たかった車両だったので、これはラッキーでした!!

 

貫通扉のヘッドマーク枠には、ルパンのシンボルマーク。

f:id:kawaturu:20190912224024j:plain

 

車体側面には、登場キャラクターがデカデカとあしらわれています。

f:id:kawaturu:20190912224226j:plain

f:id:kawaturu:20190912224520j:plain

f:id:kawaturu:20190912224258j:plain

f:id:kawaturu:20190912224307j:plain

このラッピング車は海側と山側でデザインが異なっており、こちらは海側のデザインとなりますが、個人的にはこちらのデザインのほうが好みなので、近くで記録できてよかったです。

 

一通り撮影できたところで、釧路駅に向けて出発していきました。

f:id:kawaturu:20190912225826j:plain

この「ルパン三世ラッピングトレイン」は、根室本線釧路~根室花咲線)を中心に、釧路周辺の定期列車に充当される形で運用されています。

運用情報はJR北海道のホームページで公開されているので、見てみたい方は下のページをチェックしてみてください。

 

思わぬ収穫を得たところで東根室駅を後にし、次なる場所へ移動します。

「本土最東端の地」納沙布岬 北海道放浪の旅 12日目③