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「日本最東端の駅」東根室駅を後にし、さらに東へ車を走らせ「本土最東端の地」である納沙布岬にやってきました。
納沙布岬を訪れたのは、今回が初めてです。
札幌市の実家を立って道南地方を巡り、そのあと道央地方を周遊しながら北上して日本最北端の宗谷岬を回り、オホーツク海沿いに南下して、12日間・約2800kmを車で走り回って、やっと納沙布岬まで到達しました。
ちなみに、碑に刻まれている文字は「日本最東端」ではなく「本土最東端」となっていますが、日本領土の最東端は太平洋上に浮かぶ南鳥島であるため、このような表記となっております。
宗谷岬と同様に、駐車場の脇にはお土産屋なども立ち並んでいます。
7月ということもあり、ツーリングライダーさんが多かったのが印象的でした。
といった感じで、上の碑で写真を撮ったり、お土産屋を物色して満足しがちですが、本当の納沙布岬の先端は駐車場から少し離れた場所にあります。
灯台内部は公開されていませんが、灯台に裏側に隣接して野鳥観察小屋が設置されていました。
中はこんな感じ。
観察用のベンチが数基置かれていて、壁にはここに飛来する野鳥の写真がびっしりと貼られていました。
観察用の窓はガラスではなく、木板で開閉できるようになっています。
これなら、カメラのレンズを窓から直接出せるので、なかなか便利ですね。
窓からの風景。
この岩場が、納沙布岬の最先端になるようです。
そして納沙布岬周辺は、良質な昆布の漁場としても知られており、「歯舞昆布」というブランドで知られています。
この日は曇り空でしたが、たくさんの昆布が水揚げされていました。
岬の周辺には、昆布を天日干しするための「干場」が点在しています。
こんな曇り空でも昆布って干せるんですね。
といった感じで、納沙布岬の散策を終了です。
このあとは、ゴールの札幌市へ向けて西へ戻ります。