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初秋の北海道撮り鉄遠征、今回から3日目のお話に入ります。
3日目は釧路市からスタートです。
昨日までとは打って変わり朝から雲一つない晴天で、東の空には綺麗な朝焼けが広がっておりました。
3日目も「ロイヤルエクスプレス」を追いかけますが、クルーズツアーということもあり釧路駅発が10時半ごろと、かなりのんびりした旅程となっておりました。
なのでそれまでの時間は根室本線で撮り鉄をすることにし、夜明けと同時に釧路市を出発し音別~古瀬(信)の馬主来(パシクル)沼へと向かうことにしました。
まずは海沿いの丘の上にある俯瞰ポイントへ行こうとしたのですが、いざ現着するとなにやら麓の撮影ポイント入口で広場の造成工事?が行われており、丘の上に続くアプローチ路がブロックされていました・・・。
なので国道脇の急斜面をよじ登って工事現場を迂回し、息を切らしながら丘の上へと到達するとそこには・・・
なんという素晴らしき絶景!!
これぞ北海道って感じですねぇ~。
そんな絶景を求めてか、朝6時前だというのにすでに15名ほどの同業さんが集結。
カメラをセットしてしばし絶景に見入っていると、遠くからお目当て1本目の列車が近づいてきました。
ちょうどいい具合に鳥さんもフレームイン。
海岸に沿ってクネクネした線路を通り、徐々に我々のもとへ近づいてきます。
2091レ
この時期の音別海岸は秋サケシーズン真っ只中で、海岸には多くのサケ釣り師が竿を立てておりました。
一般的に秋と言えば紅葉が真っ先に思い浮かびますが、北海道ではこのサケ釣りの光景もまた秋の風物詩の一つでございます。
急いでアングルを変えて、今度は馬主来沼を入れての構図で。
この列車はLNGコンテナが連結されるのが特徴ですが、この日は最後尾に4個積載がありました。
続いてはヨンマルを狙います。
まずは沼で休んでいる鳥たちと一緒にググっと。
続いては引き構図で。
列番不明
こちらは音別始発の普通列車の送り込み回送列車で、JR北海道標準色が充当されていました。
朝陽によってほのかに赤く染まってくれたのも好かったです。
その続行で釧路始発の列車が通過しますが、こちらは標準レンズでさらに引き構図で狙ってみます。
2522D
こちらの列車にはツートンカラーが充当されていました。
続いては先ほど回送で音別に送り込まれた標準色が戻ってきますが、空を見上げると月が出ていたのでそちらと絡めてみます。
2571D
今回の旅では月を見上げることが多く、なんだかとても印象深かったです。
最後は特急列車を撮影。
4002D「おおぞら2号」
この日は5両での運転でした。
個人的に一番気に入っている画角でギラリをいただき・・・
急いで望遠レンズに付け替えて、海岸線構図も余すところなく撮影。
おおぞらの時間だと朝焼けは完全に終わりますが、クリアで良好な光線がいただけます。
おおぞら撮影後は丘を降りて、いったん音別のセイコーマートへ朝飯の買い出しへ。
そのあと丘のふもとに戻り、国道の歩道から〆の撮影を行います。
2521D
こちらでも月を絡めて撮ってみました。
これにて馬主来沼での撮影を終了。
これ以上ない好天に恵まれて大満足の成果となり、日の出前から早起きした甲斐がありましたねぇ~。