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初めての「大サロ」撮影遠征、今回から2日目のお話になります。
前日と同様、城崎温泉開湯1300年記念の「サロンカーなにわ」を追っかけまくるのですが、2日目は頼もしいお仲間さまとご一緒いたします。
たびたびご一緒させていただいている関西在住のブログ友「なんばポヤシさん」でございます。
実はこの遠征の数週間前、氏が関東に来られてご一緒する機会がありました。
このとき待ち時間に「来月サロンカーなにわを撮りに関西へ遠征しようかと思ってます」と持ち掛けたところ、氏も撮影に繰り出す予定とのことだったので、此度ご一緒させていただけることになりました。
いくらカーナビやスマホが普及しようが、慣れぬ土地では思うように行かない場面も多々ありますので、地元のお仲間さんにご同行いただけるのは頼もしい限りです。
今回の特別列車の復路営業区間は城崎温泉→大阪ですが、往路の城崎温泉到着後と同じく機回しの都合で、豊岡→香住→城崎温泉で回送列車が運転されます。
まずはこの回送列車を狙うべく、豊岡駅前で氏と合流して最初の撮影地である竹野駅近くのストレートへと移動します。
現着すると、すでに前日から場所取り合戦が行われ結構な混雑でしたが、幸いにも氏のお仲間さまも布陣されておられ、場所を確保することが出来ました。
改めて御礼申し上げます。
というわけで、まずは練習電を。
164D
このあたりの普通列車は、福知山電車区豊岡支所所属のタラコ色キハ47形が主力を担っておりますが、北海道生まれな私にとってヨンマル顔ながら両開扉・デッキレス中央寄りドア配置なキハ47形は、いつ見ても違和感しかない存在です。
ただ今回はこのタラコ色なヨンマルファミリーを撮影するのもサブメニューに据えていたので、余さず撮影しておきます。
復路回送の立ち位置を決めたところで、今度は往路回送を狙うべく同じストレート内の鳥取側へと移動。
ストレートの先にある踏切はびっちり埋まっていたので、手前の道路脇からサイド構図で狙うことにいたしました。
165D
天気は渋いのですが、この時間帯は晴れるとド逆光になってしまうので、帰って助かりましたかね。
でもって本命が登場。
回9513レ「サロンカーなにわ 城崎温泉開湯1300年」DD51 1192+5B
この往路仕様のヘッドマークは、すでに営業運転で掲げることは無かったのですが、2日目も取り付けたまま運転されました。
今回の営業区間である大阪~城崎温泉は全線電化されているため、DD51の真価?が発揮される非電化区間の走行シーンは城崎温泉~香住の回送時だけというのも、この竹野ストレートに人が集まった理由の一つでしょうね。
ついでにケツ打ちも。
この写真を見て調べたんですが、「サロンカーなにわ」はテールランプを点灯させているときでも後部標識を併用することが多いみたいですな。
伝統なのか知りませんが、なんか意味があるんでしょうか?
往路回送を無事に撮り終えましたが、香住で機回しをして戻ってくるまで3時間ほどあったので、先ほどの場所に戻ってタラコキハの撮影に勤しみます。
166D
ここで予想に反して、キハ126系がやってきました。
9552D「快速 山陰海岸ジオライナー」
キハ126系もまた山陰本線非電化区間の普通列車を担う車両の1つですが、キハ126系は鳥取県と島根県の資金援助により製造された経緯があるため、原則として鳥取・島根県内で完結する列車にしか投入されないので、本来兵庫県内である竹野ストレートでは見られない車両です。
なのでキハ126系が視界に入った時はビビったのですが、例外として土休日運転の「快速 山陰海岸ジオライナー」だけは、観光促進の観点から専用のラッピングが施されたキハ126系が充当されるということを、ご一緒した方よりご教示いただけました。
まったく想定してなかった車両に遭遇出来たので、ラッキーでしたね。
このあとは下り特急がやってくるので、ストレートの反対側へと移動。
ここでも民族大移動が起きるかと思いきや、皆さん本番へのピン電扱いなのか動かなかったため、せっかくなので入れ込んでみました。
写真では右が切れていますが、切れた先にもずっと撮影者が続くほどの混雑っぷり。
さらによく見ると、奥にある竹野駅のホーム上にも何人か撮影者がおりますね。
引いて編成写真も回収。
キハ189系の6連は初撮影だと思います。
ただキハ189系のこの顔は、いまいち好きになれませんねぇ・・・。
再び上りアングルに戻ってしばらく待機していると、上空を覆っていた雲が薄くなってきて、12時を回ったころには晴れ間も見えてきました。
170D
暗い空に慣れ過ぎていたので、露出オーバー気味になるくらいの晴れっぷり。
これはまさか本番も・・・と、一同期待が膨らみます!!
そして本番。
回9514レ
ドン曇りから一転、申し分ない晴れカットをいただきました (^o^)
ここでは4時間くらい待機していましたが、待った甲斐があったなと思う会心の1枚になったかなと思います。
ちなみに通過後は、まさかの大逆転勝利を祝して大歓声が巻き起こりました(笑)
「かにカニはまかぜ」の時間帯では晴れカットは絶望的な状況でしたが、そこからの大どんでん返しだったので、喜びたくもなるのもわかりますな。
ここでご同行いただいた氏のブログ記事も、無断でご紹介させていただきます。
同じ日、同じ場所にて肩を並べて撮影したのに、なんで我がブログは235日も更新が遅れるんでしょうか・・・。
こんだけ塩漬けにしてりゃ、いくら最上なネタでも鮮度落ちどころか腐るってなもんですな (^_^;)
というわけで非電化区間の姿を無事に収めることが出来ましたが、ここからが追っかけ撮影の本番です。
余韻に浸るのもそこそこに、次なる撮影地へと向かいます。