川崎鶴見鉄道録

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引退迫るキハ283系を撮る その3 初秋の北海道撮り鉄遠征⑪

前の記事はこちら。

芽室~大成での撮影を終えて、引き続き「ロイヤルエクスプレス」を追いかけて東へと進みます。

 

しかし前回までの2回でまずまずのカットを得られ、編成写真に関してはもうお腹いっぱいというか、初日にして早くも軽く飽きを感じ始めました (^_^;)

というわけで狙いを再びキハ283系に戻し、池田駅でバカ停している「ロイヤルエクスプレス」を追い越して浦幌~常豊信号場のカーブポイントへ。

 

まずはサブメインの特急を撮影。

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4010D「おおぞら10号」

昨年3月改正より「おおぞら」にもキハ261系1000番台が投入され始めましたが、投入以後は本遠征まで一度も見たことがなかったので、ヘッドマークも含めきっちりと押さえておきたいと思っていました。

個人的にはキハ283系よりキハ261系のデザインのほうがカッコよく思うのですが、今回は滅多に点灯しない頭上ライト含みの超絶ハイビームをお見舞いされ、ゴースト出まくりの出来となりました・・・。

 

「おおぞら10号」の通過後に日没を迎え、本命のキハ283系充当「おおぞら」のころにはほぼ真っ暗な状態へ。

さらに今回はケツ打ちになるのですが、それこそが今回の狙いでございます。

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4007D「おおぞら7号」

昨夜厚真川でヨンマルの光跡カットを撮ったのですが、橋梁を超えた先がカーブになっていて頂点部分の光跡が他より明るかったことに気付き「LEDヘッドマークの車両をカーブで光跡バルブしたら、頂点部分に絵柄が浮かび上がるんじゃね?」と思いチャレンジしたら、見事狙い通り丹頂が浮かび上がる光跡カットが得られました (^o^)

キハ283系自体は子供の頃から数え切れぬほど撮っておりますので、こういったお遊びカットもまたいい記録になりそうですね。

 

続行で「ロイヤルエクスプレス」も来るので、同じ構図で狙ってみます。

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9001レ「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~ 」DE15 1542+DE15 1545+マニ50+伊豆急行2100系

こちらも予想はしていましたが、まあ「ロイヤルエクスプレス」だかなんだかさっぱり分かりませんねぇ・・・。

被写体の特性も考えずバカの一つ覚えで光跡を狙えばいいなんてのは安直よ・・・というのを実践した形となりました(笑)

 

実はここまで同業さんがお1人おられたのですが「ロイヤルエクスプレス」通過後に撤収され、後続のヨンマルも撮影したかった私は真っ暗な線路端に一人が取り残される形に・・・。

どっからエゾシカやヒグマが出てもおかしくないような場所ゆえ少々ビビりつつ、今度は踏切の照明を利用して撮影します。

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2529D

前回も撮影したツートンカラーのキハ40 1759を捕獲。

朱色系統の車体色と白熱電球の相性が最高によく、キハ283系の光跡カットと同じくらいお気に入りでございます。

 

そして2529Dはすぐ近くの常豊信号場で貨物列車と交換するので、そちらも漏らすことなく捕獲します。

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2094レ

この場所の暗さを表すためヨンマルよりシャッタースピードを上げたのですが、機番は追えなかったものの偶然JRFマークが残る車両が充当されており、そこがスポットライトのよう照らされる1枚が得られました。

先ほどの設定だったら、消えゆくJRFマークがここまで強調されるカットにはならなかったので、運も味方してくれましたね。

 

 

これにて常豊カーブでの撮影は終了。

建前上の本命である「ロイヤルエクスプレス」以外は大満足な成果という、いつもだったら悔いの残る展開ですが、なぜか今回はホクホク顔で撤収となりました(笑)

 

このあとは本日の宿泊地である釧路市へ向けてさらに東へ。

その途中月がとても綺麗だったので、白糠町の道の駅に立ち寄って夜景撮影を。

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月が照らす海の向こうに見える灯りが釧路市街。

ここは有名なスポットなのか、私以外にも何人かが写真を撮りに来ておりました。

 

といった感じで本日はこれにて終了・・・と見せかけて、綺麗な月に誘われまして昨日に引き続き夜遊びをすることにします。