川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

DD51代走「やまぐち号」を撮る その1 2022山口・関西遠征①

皆さま あけましておめでとうございます!!

 

この頃の寒暖差で気が狂ったか?なんて冷めたツッコミが入りそうですが・・・、2022年に敢行した遠征の連載シリーズが今回からようやくスタートできるのです!!

2022年もすっかり秋が深まっておりますが、当ブログ的にはやっとこさ年が明けきったというわけでございます(笑)

相変わらず季節感のない連載が続きますが、そこはご容赦くださいませ・・・。

 

 

てなわけで2022年の連載シリーズ、最初の舞台は山口県でございます。

当ブログ的に山口県と言えば、2021年は3度にわたり遠征を重ねた舞台であります。

昨年は山口線のSL牽引列車「やまぐち号」に使用するC57とD51の両機が検査・修繕に入ったことから、DD51とDE10に計画代走をしたのでそれを目当てに山口線詣でを重ねておりました。

 

そして今年はSLの検査が終了し、D51 200による「SLやまぐち号」が2シーズンぶりに運転を再開したのですが・・・

5月3日の運転中の点検で炭水車に異常が見つかってそのまま運行中止となり、なんとDD51による代走が再び実現。

しかも今年は突発的な代走だったので、昨年とは違い光線状態のより復路も通常仕様の黄色いヘッドマークを掲出するとのことでした。

 

たまたま5月中旬に所用で関西に出向くことになっていたので、予定を変更して1日だけ山口、その後関西へ移動してそれぞれで撮り鉄に興じることに。

そんな遠征の模様を「2022山口・関西遠征」と題し、これから連載してまいります。

 


 

今回も空路で山口入りするので、まずは羽田空港へ。

ゴールデンウィーク明け間もない週末ということで、さほど混雑も無くスムーズに保安検査場を通過します。

 

すっかり乗り慣れた?スターフライヤーの始発便に乗りますが、前回までの3回とは違いバス利用でした。

いつもならバス利用もちょっとしたアトラクションみたいな感じで悪くないのですが、この日は雨だったゆえ濡れるのは嫌でしたね (^_^;)

 

ともあれ飛行機は定刻通りにテイクオフ。

お馴染みのタリーズコーヒーとチョコレートをいただきます。

 

そんなこんなで、決戦の地である山口宇部空港に到着。

ここに来たもの9か月ぶりでございます。

空港からレンタカーを調達し、すっかり通い慣れた山口宇部道路を通って山口線沿線へと移動します。

前2回は往路の定番撮影地である大山路踏切から始めましたが、今回は前々から気になっていた矢原駅横のカーブへ行ってみることに。

 

まずは普電で練習。


657D

ここはアウトカーブから面縦ドアップで撮影できるのですが、背景にある白いビルがちと鬱陶しいですねぇ・・・。

 

ただ今回はヘッドマークを中心に撮りたいので、そこは妥協して本番へ。


8521レ「SLやまぐち号」 DD51 1043(代走)+35系5B

8月の遠征時はDE10重連だったので、DD51牽引の姿は約1年ぶりの撮影となりました。

私はあまりSLは興味無いので、DD51牽引のほうが断然そそりますね(笑)。

 

ここからは追っかけ撮影を開始。

続いては昨年も訪れた往路随一の撮影である長門峡へと布陣しますが、定番の編成構図は撮影済みなので、今回は河原に下りて違った構図で撮影。

本当は入水したいところでしたが、長靴を持参するのを忘れたので、河原に転がっている石灰石を入れ込んだ構図で。

山口県秋吉台を代表とするカルスト地形が有名なので、これも山口っぽい画じゃないかなと思った次第であります。

 

続いてはこちらも気になっていながら昨年は素通りした、鍋倉~徳佐の小俯瞰ポイントへ初布陣。

手前の田んぼが少し濁っていたのが残念でしたが、石州瓦の民家を背景にトコトコ走る画は所望した通りなので、こちらも及第点といったところでしょう。

 

最後は前回も訪れた本門前踏切近くのカーブ俯瞰ポイントへ。

車を降りたときにはホイッスルが聞こえ、前回にもまして直前滑り込みセーフでした(笑)。

ここは曇りのほうがいいのですが、今回は晴れてしまったので手前の山影部分と背景の輝度差がえぐいことになっていますね (^_^;)

 

といった感じで、往路の撮影は4発で終了です。

昨年の代走時は全国から撮り鉄が押し寄せていたため、このあとすぐ復路の場所取りをすべく移動していましたが、今回は4か所巡った感じではさほど混雑しておらず余裕が見えたので、前回見ることが出来なかった津和野駅での方向転換作業を見学しに行きます。