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到着早々、今宵のお宿にチェックインします。
北見駅近くのルートインを手配しました。
なんだかんだで20時半を回っていたので、お部屋で晩飯。
お馴染みのセコマのホットシェフとサッポロクラシックをキメました。
これにて初日の活動は終了・・・と言いたいところですが、まだ北海道入りしたばかりで元気が有り余っておりますので、今日は夜遊びを行うことに。
というわけでやってきたのは、北見駅構内の旭川方はずれにある跨線橋です。
この跨線橋からは北見駅構内を望むことができ、キハ40系やキハ183系などの旅客列車のほか、秋冬シーズン名物「タマネギ列車」も撮影できるスポットで、今回はここでキハ183系をバルブ撮影します。
そして実はここ、お宿である「ルートイン北見大通西」の真横にありまして、最初から夜遊びを見越して宿を手配したのでした。
石北本線 北見~西北見は高密度市街地のため立体交差化されていますが、高架ではなく地方都市では珍しい地下トンネルの形態となっており、全長2100mという結構なスケールでございます。
遠軽方面からやってくる列車は、地下トンネルを駆けあがってきたところを跨線橋上から狙うことも出来ます。
今回は北見駅22時着の「オホーツク3号」がお目当てだったので、列車到着の15分ほど前からスタンバイしていたのですが、どうやら途中でエゾシカと衝突したらしく遅延しているとのこと。
貨物鉄な私としては遅延自体は慣れたもんですが、実は北見市は北海道でも有数の厳寒地なこともあり、この時の気温はマイナス12℃という冷え込みっぷり・・・。
すっかり軟弱な内地民へと化した私には、いささか厳しい戦いでした (^_^;)
そして遅れること25分、ようやく地下トンネルから轟音と共にヘッドライトが見えてきました。
トンネルの銘板を入れてもう一丁!!
73D「オホーツク3号」
逆光に激弱なレンズゆえAFが追従してくれるか心配でしたが、無事狙った位置で流しが決まってくれて良かったです。
急いでカメラを三脚に据え付けて、今度はホームに停車したところをバルブ撮影。
金曜日の最終下り特急とあって、結構な降車客がいました。
客扱いを終えて、終点の網走へ向けて排煙を勢いよく出しながら北見駅を出発。
ホーム上にも多くの鉄道ファンの姿が見られました。
といった感じで夜遊びはこれにて終了。
こんな場所に来るもの好きは自分くらいだろうと思ったら、意外にも私のほか2名同業さんがご一緒されたのにビックリ (^_^;)
寒い中お疲れ様でございました・・・。
遅延のおかげですっかり芯まで凍えてしまったので、このあと大浴場にふやけるほど浸かって体を解凍。
さすがに体力を消耗したので、早々に就寝となりました。
これにて初日の活動は終了。
初日はお手軽撮影が中心でしたが、2日目は本格的に石北本線を満喫します。