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オホーツク遠征の連載の影響で約2か月も開いちゃった「山陰本線 全線踏破の旅」、やっと今回から連載再開です (^_^;)
このペースだと、連載の終わりごろには旅から1年遅れになりそうで、今からヒヤヒヤしております・・・。
2022年8月15日 2日目
2日目は京都市からスタートです。
時折青空が見えてましたが、朝から蒸し暑くて早くもやられそうです・・・。
今回の乗り鉄遠征の目的は、タイトルにある通り「山陰本線を全線完乗すること」でありますが、ご存知の通り山陰本線の起点は京都駅です。
1日目は京都駅までの移動日兼、ブログ友氏とのオフ会的な扱いだったので、ここからが遠征本番でございます。
改札口で18きっぷに2日目の入鋏をしてもらいます。
山陰本線のホームは、大阪方に終端式で設置されているのも有名ですね。
で、実はこのホーム上で完乗初めの記録として0キロポストを撮影しようかと思ったのですが、ホーム上を隅々まで探してもその姿が見当たらなかったのでググったら、京都駅に山陰本線の0キロポストは設置されていないようで。
東北本線が盛岡~青森で3セクに経営分離されて以降、山陰本線がJR在来線で最も長い路線となっていますが、そんな長大路線の起点の証が無いことにちょっとガッカリしちゃいました・・・。
そのかわり駅名標をパチリと記録。
ここから山陰本線の終点である山口県の幡生駅を目指して、山陰本線の乗り鉄旅が始まります!!
7本目 山陰本線 229M 園部行き 京都(7:34)⇒園部(8:20)
山陰本線のうち、京都~園部間はいわゆる「アーバンネットワーク」の範囲に位置付けられていることもあり、車両もネットワーク内でお馴染みの221系や223系が担っていて、今回乗った列車も両形式併結の8両編成での運転でした。
列車は定刻に京都駅を発車、乗車率は座席がほぼすべて埋まる程度の混雑率でした。
京都駅を出発してすぐ、いきなり鉄オタ必見のスポットが現れます。
一番奥に見える線路は、京都鉄道博物館のアトラクションの一つ「SLスチーム号」用の専用線路で、2019年の関西遠征時に私も乗車したことがあります。
タイミングが合えばSLと並走・・・なんてこともありそうですが、このときは開館時間前だったので叶わぬ希望でありました。
京都鉄博を過ぎると、しばらくは高架橋で京都市郊外を走り抜けます。
嵯峨嵐山を過ぎると、観光名所でもある保津峡を超える長大トンネルに進入。
そして保津峡駅に到着。
一応亀岡市との境だそうですが、曲がりなりにも政令指定都市内の駅とは思えない秘境っぷりの駅です。
今回は下車しませんでしたが、14年前に一度だけ来たことがあるのでその時の写真をご紹介。
いずれも2009年8月撮影
このときは雨上がりの朝だったこともあり霧が立ち込め、より秘境度が増していたこともあって、えらいところに造った駅だなぁ・・・と思ったのを覚えております。
いつか紅葉の時期に再訪したいと思いながら行けてないので、機会があれば実現したいところであります。
このあたりに来ると田んぼも増えて、長閑な風景が広がりはじめます。
ただその風景とは裏腹に亀岡駅までは結構入れ替わりが激しく、京都市のベッドタウンとしての側面も感じました。
亀岡駅を過ぎると、嵯峨野線の定番撮影地のひとつ「ヤギチヨ」を通過。
こちらの「ヤギチヨ」にも11年前に来たことがあったので、ついでにご紹介。
いずれも2012年8月撮影
猛暑のなか2時間くらい撮影していたのに、本命の381系が曇られてイラっとしたのは、10年以上経った今でも鮮明に覚えています(笑)
とまあ、やたらと嵯峨野線の思い出を語っているのでお察しかもしれませんが、冒頭で「山陰本線を完乗する!!」と意気込んだはものの、実は山陰本線全体のうち半分くらいはすでに乗車済みでございます (^_^;)
具体的に言うと
はすでに乗車済みで、特に嵯峨野線内は5回くらい乗ってるので、この列車は準備運動みたいなもんですね。
といった感じで特に感慨にふけることも無く、終点の園部駅に到着です。
7本目 山陰本線 229M 京都⇒園部
乗車時間:46分
移動距離:34.2km
ですが山陰本線の旅はまだまだ始まったばかり。
このあとも引き続き西へ向けて移動します。