川崎鶴見鉄道録

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久々にワンマン仕様の223系に乗る 山陰本線 全線踏破の旅 2日目②

前の記事はこちら。

園部駅では間髪入れず、2分乗り継ぎで次の列車へ。

8本目 山陰本線 1125M 福知山行き 園部(8:22)⇒福知山(9:48

車両はワンマン仕様2両編成の223系5500番台です。

5500番台は福知山地区のローカル列車用とあって、私もこれまで2回ほどしか乗車経験が無く、最後に乗ったのは2015年だったので久々の出会いでした。

 

列車は定刻に園部駅を発車。

前の列車が8両編成だったのに、いきなり2両編成に減らして大丈夫?と心配でしたが、園部駅までが「アーバンネットワーク」の範囲とされていたように、ここを境に需要が段落ちするようで、窓側が埋まる程度の混雑率でした。

 

出発して早々、隣の船岡駅でいきなり「きのさき」と交換。

この6号は多客期に運行される臨時列車のようですね。

 

船岡駅を過ぎると一気に険しくなり、ちょっとした峠越えのような雰囲気に。

それなりに険しいのか、ゆっくりとした足取りで進みます。

 

園部駅から1時間ほどで、舞鶴線との接続駅である綾部駅に到着。

 

綾部駅を過ぎると、今までの走りが嘘だったかのような快走に。

 

そして久々に大きな市街地が見えてきたら、終点の福知山駅に到着です。

案外時間がかかって、地味に疲れました・・・。

8本目 山陰本線 1125M 園部⇒福知山
乗車時間:1時間26分
移動距離:54.3km

 

福知山駅では30分ほど待ち時間があったので、買い物も兼ねて駅前広場へ。

 

駅前広場にやってきたのはちょっと見たいものがあったからなのです。

福知山駅前広場にはC11 40号機が静態保存されており、これがお目当てでした。

 

C11だけならさして珍しくありませんが、ここの特徴は転車台に乗っかった状態で保存されているのです。

C11も転車台も旧福知山機関区で活躍していたもので、山陰本線を始め福知山線舞鶴線宮津線が集まる福知山駅は古くより要衝として栄え、往時の栄華を今に伝える文化財として保存されています。

 

実は福知山駅には、本遠征の3か月ほど前に訪れておりました。

このときもSLと転車台を見つけて気にはなっていたのですが、真夜中到着、早朝出発だったこともあり見る暇が全く無かったのでスルーしており、今回たまたま再訪したのでじっくり見ようと思った次第です。

 

まずはC11からじっくりと。

駅前広場で保存されていることもあってか、保存状態は良好ですね。

 

転車台部分もじっくりと。

台座の煉瓦も現役時代に使われていたものを移築したのでしょうか?

こちらもなかなか雰囲気があって好かったですね。

 

といった感じで過ごしていると、次の列車の時間が迫ってきたので、駅に戻って乗り鉄旅へと戻ります。