川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

E657系伊東花火臨を撮る&新レンズ試運転

相変わらず暑い一日となった本日の川崎界隈。

 

そんな本日は、珍しくE657系を使用した臨時列車が東海道線を走るということで、会社を早引きして参戦することに。

撮影場所は毎度おなじみ、川崎駅近くのドコモビルが入る踏切です。


9087M「伊東按針祭花火大会3号」

ご存知の通りE657系常磐特急用の車両なので品川駅までは毎日来ていますが、それ以南に乗り入れることはほとんどなく、神奈川県内で営業列車として運用されるのは今回が初めてだったそうな。

E657系の全検は郡山工場で施工するので、非営業を含めても新製時の甲種輸送以来の神奈川県乗り入れなんじゃないでしょうか?

もっと神奈川県らしい風景を求め相模川や石橋も考えたものの、やはりお初は地元で迎えようとここに布陣したのですが、無事晴れカットが決まってくれて良かったです。

 

ちなみに現在発表されている臨時列車計画のなかでは、この先神奈川県へE657系が乗り入れる予定は無いようです。

この伊東花火臨が毎年恒例となるのかどうか、来年が楽しみですね。

 

一応これで今回のメインは無事終了しましたが、実はE657系撮影前にこちらを購入しておりました。

新しい機材として、Canonの「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」というレンズを導入いたしました。

Canonのレンズのうち上位群は「Lレンズ」と呼ばれ型式にLが付きますが、これはLは付かないけどキットレンズなど入門用でもない並クラスで、単焦点の場合は「並単」とも呼ばれております。

3月にカメラ更新をしたあとレンズも更新を進めていますが、ズームレンズでは得られない明るさを求めて購入したしだいです。

 

ちょうどE657系が夕方の貨物ラッシュ前に通過したので、レンズの試運転も兼ねて貨物夕練になだれ込みます。

この先の写真はすべて「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」で撮影したものとなります。

 

まずは尻手駅の近くで海コン列車を撮影。


4073レ EF65 2060

本日の海コンには更新色が充当されていました。

ブログ掲載用の画像は圧縮しているので、普段の画像と違いが分からないと思いますが、等倍で見ると解像度や色収差に違いが見えました。

 

夕陽が出ていたので、一旦撮り鉄をやめてスナップ写真を撮影。

逆光耐性を試したのですが、かなりいいんじゃないでしょうか。

このレンズはRFマウント初の並単だけあって、Canonも発売時に結構力を入れていた印象だったので、抜かりない光学設計がされているのでしょう。

 

尻手短絡線の終点でサメを捕獲。


79レ EF66 125

ここは尻手短絡線と品鶴線が合流するところで、頭上に横須賀線がオーバークロスしています。

レンズの試運転とは関係なく、ここでサメを撮っておきたかったので来た次第です。

 

続いては第二京浜陸橋へ。


5971レ EH500-57

ここでは夕陽が雲に隠れて暗くなったので、絞り開放を試してみたのですが、さすが単焦点だけあって開放でもキレがありますね。

ただ周辺減光は結構あって、今回はもともと薄暗く気にならないので無補正のままですが、構図によってはソフト修正が必要となるでしょうな。

ちなみに57号機は初撮影で儲けもんでした。

 

最後は鶴見川で〆ます。


82レ EH200-3

ここでは色味を見たかったのですが、雲が出過ぎて試験にならなかったので、綺麗な黄昏空が出たときに再チャレンジしたいですね。

 

といった感じで、本日の撮影はこれにて終了です。