川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

おにぎり山俯瞰で新幹線高架橋と681系を撮る 2023GW 北陸・紀州遠征⑪

前の記事はこちら。

越前そばで昼食を終えて、午後の部へと参ります。

 

午後の撮影地1発目は、王子保~南条界隈にて撮影をします。

まずは両駅のちょうど中間位にある国兼踏切で、上りサンダバを狙います。


4022M「サンダーバード22号」

前々回のセーレンストレートで北上を見送った、唯一の原色681系であるV12編成が戻ってきたところを捕獲。

光線もバッチリで、運が良かったですね。

 

国兼踏切はV12編成の編成写真を撮りたかっただけなので1枚で終了。

今回の本命は、踏切から南条駅よりのこちらのポイントです。

王子保~南条では北陸本線北陸新幹線がほぼ直交しております。

今回の遠征は単なる681・683系の車両写真だけでは無く、新幹線開業直前の北陸路を記録したかったので、ここを選定したのでした。

 

まずは構図確認がてら、ケツ打ちの「しらさぎ」をパチリ。


7M「しらさぎ7号」

大型連休中なこともあり増結フル編成に見慣れていたので、基本編成のみだとちょっと寂しいですね。

 

構図を固めたところで、すぐ近くにある妙見踏切へちょっと浮気(笑)。

わざわざ編成写真へ切り替えたのは、こちらの編成を撮影するため。


5060M「しらさぎ60号」

この列車には、元北越急行車の683系N13編成が充当されておりました。

本遠征では何度かN13編成に出会っていましたが、まともにストレート構図の編成写真を撮れてなかったので撮影したしだいです。

 

ちなみに相方である基本編成側のN03編成は、貫通顔側は撮影できたのですが、特徴的には非貫通形は撮影できず仕舞いで終わりました。

いつかリベンジを・・・と思ったらつい最近、吹田工場へ入場したのちサンダバ塗装に変更されたというニュースが話題に。

8000番台は少数勢力のため、敦賀延伸後の扱いが気になるところでしたが、この先の活躍が保証されたようなので一安心なものの、しらさぎ塗装を記録できなかったのは残念でしたね・・・。

 

話とポジションを元に戻して、本腰を入れて撮影。


1245M

 


4023M「サンダーバード23号」

 

そして本命。


4024M「サンダーバード24号」

狙いである681系+ヨンダバの12連を仕留められました。

 

サンダバ24号のあとはポジションを変えて、今度は新幹線高架橋の北側へ。

ここは足場が小高い丘のようになっており、北側からは真新しく巨大な新幹線高架橋が在来線をオーバークロスする風景を大きく写すことができます。

 

そんな新旧の北陸路が交わるポイントを「しらさぎ」が通過。


7055M「しらさぎ55号」

9連の「しらさぎ」が、これ以上ないくらいぴったり嵌りました。

これで新幹線側にW7系でも走ってくれれば最高ですが、このときはまだ試運転開始前だったので、それは欲張りすぎというものでしょう(笑)。

それでも本遠征の主題でもあった「新幹線開業目前の北陸路」という意味では、イメージ通りの画が撮れたので、北陸の部のベストカットの1枚となりました (^o^)

 

後続列車も撮りますが、ベストカットの後に同じ構図を量産しても意味が無いので、今度は縦構図で遊びます。


10M「しらさぎ10号」


4026M「サンダーバード26号」

1枚目に車が写ってますが、大型連休中にも関わらず工事が進められていました。

構造物の工事は完了していたので、電力や信号設備の工事の最終調整っぽい段階だったようです。

 

最後は高架橋を入れず、普通の風景カットを狙います。


1247M

 

そしてここでの〆。


4025M「サンダーバード25号」

空が大分ご機嫌を取り戻してくれたので、里山を駆ける列車的なイメージで狙ってみました。

 

私はこの撮影地をグーグルストリートビューで見つけたのですが、実はここ通称「おにぎり山俯瞰」という名で通る定番撮影地なのだとか。

その昔は貨物列車や「トワイライトエクスプレス」など長編成列車を入れ込める撮影地として重宝されたものの、新幹線高架橋ができてからはアングルが狭くなって、かつてほどの賑わいは無くなったそうです。

んなこともあって最近はあまり注目されていなかったのも、事前の撮影地調査で引っ掛からなかった要因かもしれませんね。

 

 

まあ私はその忌み嫌われる高架橋を目当てに訪問したのですが(笑)。

相変わらず偏屈な人であります (^_^;)

 

といった感じでおにぎり山俯瞰での撮影は終了。

このあとは敦賀へ向けてさらに南下し、北陸の部最後の撮影へ挑みます。