前の記事はこちら。
越前そばで昼食を終えて、午後の部へと参ります。
午後の撮影地1発目は、王子保~南条界隈にて撮影をします。
まずは両駅のちょうど中間位にある国兼踏切で、上りサンダバを狙います。
4022M「サンダーバード22号」
前々回のセーレンストレートで北上を見送った、唯一の原色681系であるV12編成が戻ってきたところを捕獲。
光線もバッチリで、運が良かったですね。
国兼踏切はV12編成の編成写真を撮りたかっただけなので1枚で終了。
今回の本命は、踏切から南条駅よりのこちらのポイントです。
王子保~南条では北陸本線と北陸新幹線がほぼ直交しております。
今回の遠征は単なる681・683系の車両写真だけでは無く、新幹線開業直前の北陸路を記録したかったので、ここを選定したのでした。
まずは構図確認がてら、ケツ打ちの「しらさぎ」をパチリ。
7M「しらさぎ7号」
大型連休中なこともあり増結フル編成に見慣れていたので、基本編成のみだとちょっと寂しいですね。
構図を固めたところで、すぐ近くにある妙見踏切へちょっと浮気(笑)。
わざわざ編成写真へ切り替えたのは、こちらの編成を撮影するため。
5060M「しらさぎ60号」
この列車には、元北越急行車の683系N13編成が充当されておりました。
本遠征では何度かN13編成に出会っていましたが、まともにストレート構図の編成写真を撮れてなかったので撮影したしだいです。
ちなみに相方である基本編成側のN03編成は、貫通顔側は撮影できたのですが、特徴的には非貫通形は撮影できず仕舞いで終わりました。
いつかリベンジを・・・と思ったらつい最近、吹田工場へ入場したのちサンダバ塗装に変更されたというニュースが話題に。
8000番台は少数勢力のため、敦賀延伸後の扱いが気になるところでしたが、この先の活躍が保証されたようなので一安心なものの、しらさぎ塗装を記録できなかったのは残念でしたね・・・。
話とポジションを元に戻して、本腰を入れて撮影。
1245M
4023M「サンダーバード23号」
そして本命。
4024M「サンダーバード24号」
狙いである681系+ヨンダバの12連を仕留められました。
サンダバ24号のあとはポジションを変えて、今度は新幹線高架橋の北側へ。
ここは足場が小高い丘のようになっており、北側からは真新しく巨大な新幹線高架橋が在来線をオーバークロスする風景を大きく写すことができます。
そんな新旧の北陸路が交わるポイントを「しらさぎ」が通過。
7055M「しらさぎ55号」
9連の「しらさぎ」が、これ以上ないくらいぴったり嵌りました。
これで新幹線側にW7系でも走ってくれれば最高ですが、このときはまだ試運転開始前だったので、それは欲張りすぎというものでしょう(笑)。
それでも本遠征の主題でもあった「新幹線開業目前の北陸路」という意味では、イメージ通りの画が撮れたので、北陸の部のベストカットの1枚となりました (^o^)
後続列車も撮りますが、ベストカットの後に同じ構図を量産しても意味が無いので、今度は縦構図で遊びます。
10M「しらさぎ10号」
4026M「サンダーバード26号」
1枚目に車が写ってますが、大型連休中にも関わらず工事が進められていました。
構造物の工事は完了していたので、電力や信号設備の工事の最終調整っぽい段階だったようです。
最後は高架橋を入れず、普通の風景カットを狙います。
1247M
そしてここでの〆。
4025M「サンダーバード25号」
空が大分ご機嫌を取り戻してくれたので、里山を駆ける列車的なイメージで狙ってみました。
私はこの撮影地をグーグルストリートビューで見つけたのですが、実はここ通称「おにぎり山俯瞰」という名で通る定番撮影地なのだとか。
その昔は貨物列車や「トワイライトエクスプレス」など長編成列車を入れ込める撮影地として重宝されたものの、新幹線高架橋ができてからはアングルが狭くなって、かつてほどの賑わいは無くなったそうです。
んなこともあって最近はあまり注目されていなかったのも、事前の撮影地調査で引っ掛からなかった要因かもしれませんね。
まあ私はその忌み嫌われる高架橋を目当てに訪問したのですが(笑)。
相変わらず偏屈な人であります (^_^;)
といった感じでおにぎり山俯瞰での撮影は終了。
このあとは敦賀へ向けてさらに南下し、北陸の部最後の撮影へ挑みます。