久方ぶりの貨物撮影ネタです。
3月に入り、川崎界隈もポカポカした陽気に包まれ、春らしくなってきました。
が、そんな春の訪れもそう簡単に喜べません。
なぜなら私は割と重めの花粉症持ちなのです。
先週末は晴れた上に風が強かったため花粉が飛びまくり、身も心もボロボロ・・・。
趣味活動どころか、仕事も含んだ日常生活にも支障をきたし始めております。
この季節ほど、故郷の北海道が恋しくなることはありません・・・。
そんな地獄のような日曜日の午前中は横浜駅周辺で用事があったので、ついでにカメラを持っていき、久々に高島線で石油列車の撮影を行うことにしました。
やってきたのはこちら。
高島水際線(すいさいせん)公園です。
※グーグルマップより
ここは横浜駅の東側、みなとみらい地区の北側にある公園です。
最寄駅はみなとみらい線の「新高島駅」ですが、JRおよび京急横浜駅の東口からも徒歩10分弱でアクセス可能です。
水際線公園という名前のとおり、運河がすぐ横を通っています。
正面に見えるのは、横浜そごうとYCATが入居するスカイビル。
まさに横浜のど真ん中というべき場所に位置しています。
そんな高島水際線公園は地図で見れば一目瞭然ですが、公園のど真ん中を線路が走っています。
この線路は鶴見駅と桜木町駅をつなぐ高島線と呼ばれている路線ですが、正式な扱い上は「東海道貨物線の支線」となっています。
かつては横浜港に隣接する施設を繋ぐ臨港線として機能していましたが、時代を経てその本来の機能はほぼすべて失われてしましました。
現在は根岸線根岸駅を発着する貨物列車が、東海道貨物線や品鶴線との連接駅である鶴見駅へ出入りする際、D-ATC化された京浜東北線を迂回するため短絡線として重要な役割をはたしております。
そんな高島線の中に存在する高島水際線公園も元は「高島駅」という貨物駅でした。
公園内には、その当時を偲ばせるモニュメントがあります。
こちらの車輪は公園の造成工事中に発見された車輪で、いまも高島線のすぐ横にモニュメントとして置かれています。
高島線と高島水際線公園の紹介が終わったところで本題へ。
前述のとおり公園内を線路が突っ切っているため、公園内には跨線橋があります。
この跨線橋が今回の撮影地です。
跨線橋から鶴見側を見通すとこんな感じ。
線路を挟んで跨線橋の左右どちらからも列車を撮影でき、光線的には午前中から昼過ぎまでが上のアングル、それ以降は下のアングルが順光です。
一方の桜木町側は基本的に終日逆光で、陽の長い時期の早朝のみこのアングルが順光となります。
でもって、今日のメインはこちら。
8584レ EF65 2090
列車通過時だけ曇るという「撮り鉄あるある」に嵌まって撃沈。
普通の更新色だったので精神的ダメージは小さかったですが、鼻づまりと目のかゆみに襲われて体は大ダメージを受けてしまい、トータルでは割に合わない趣味活動となりました・・・。