川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

豊富駅 北海道放浪の旅 9日目⑭

前の記事はこちら。

幌延町 秘境駅巡り~下沼駅~ 北海道放浪の旅 9日目⑬

 

幌延町を後にし、「最北の地」目前の豊富町豊富駅にやってきました。

f:id:kawaturu:20190615232852j:plain

f:id:kawaturu:20190615232858j:plain

駅舎としてはそれほど大きくないのですが。前回まで「ダルマ駅舎」ばかり見てきたので、いつもの3割増しくらい立派な気がします。

 

そんな豊富駅舎内の様子。

f:id:kawaturu:20190615233955j:plain

現在は無人駅ですが、かつては有人駅だったこともあり、ちゃんとした待合室が完備されています。

ちなみに豊富駅の1日平均乗車人員は58.8人で、これは有人駅である音威子府駅(37.4人)幌延駅(30.8人)よりも多いそうです。

 

駅舎内には喫茶店も入居していました。

f:id:kawaturu:20190615234429j:plain

 

ホームへの出入り口には、有人時代の名残と思われるラッチが残されていました。

f:id:kawaturu:20190615234454j:plain

 

続いてホームの様子。

f:id:kawaturu:20190615234529j:plain

豊富駅は2面2線の相対式ホームで、両ホームは跨線橋で結ばれています。

 

旭川方には、貨物用の引き込み線跡が残されていました。

f:id:kawaturu:20190615234638j:plain

 

駅名標を記録。

f:id:kawaturu:20190615234728j:plain

f:id:kawaturu:20190615234725j:plain

 

豊富駅は「わがまちご当地入場券」の発売駅ですが、前述したとおり無人駅であるため、入場券は駅舎の隣にある観光案内所で委託発売されています。

f:id:kawaturu:20190615234857j:plain

f:id:kawaturu:20190615234925j:plain

表の柄は利尻富士バックのキハ261系でした。

 

観光案内所の隣には、救援車が静態保存されていました。

f:id:kawaturu:20190615235150j:plain

こちらはオエ61 67という車両で、マニ60から改造された車両みたいです。

客車のことは全然わからないので、貴重なのかどうかも分かりませんが・・・。

 

しかしこの車両、かなり風化が進んでおりとても痛々しい外観となっています。

f:id:kawaturu:20190615235806j:plain

f:id:kawaturu:20190615235648j:plain

f:id:kawaturu:20190615235657j:plain

至るところがボロボロです。

 

かつては公開されていたようですが、現在は非公開となっています。

f:id:kawaturu:20190615235844j:plain

といっても、入ったら床が抜けそうなので入りたくないですが (^_^;)

この車両の行く末は、決して明るくない気がしますねぇ・・・。

 

豊富駅「わがまちご当地入場券」発売情報
発売場所:豊富町観光情報センター(豊富駅隣接)
発売時間:8:15~17:00
定休日:年末年始
 

※2019年6月時点

 

次の記事はこちら。

開源パーキングシェルター 北海道放浪の旅 9日目⑮