川崎鶴見鉄道録

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石巻貨物で「DE10最後の苗穂更新色」を撮る その1 2019年末帰省シリーズ③

前の記事はこちら。

 

仙台臨海鉄道での撮影を終えて、午後からは「石巻貨物」の撮影に移ります。

石巻貨物って何ぞや?」という方は、こちらの記事を参照くださいませ。

 

さて「石巻貨物」に関しては上の記事にある通り、昨年夏に丸1日かけてたっぷりと撮り鉄をしたことがあり、相応の撮れ高を得ることが出来ました。

ですが、いくつか撮り逃した要素があったので、今回はそのリベンジを兼ねて再び撮影を行うことに。

 

まず最初は、前回の遠征でも訪れた佳景山駅鹿又駅のストレートにて、お目当て一発目の撮影を敢行。

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1655レ DD200-901

お目当て一発目は、DE10亡きあとに「石巻貨物」を牽引することになるであろう、DD200形の試作機である901号機でございます。

石巻貨物」の機関車は3運用で回しており、2019年3月より試験も兼ねてか1運用がDD200形に置き換えられているのですが、前回遠征時は偶然にも検査のため愛知機関区に戻っていて、撮り逃した車両でした。

 

DD200自体は、将来嫌というほど見ることになりますが、愛知機関区をベースに全国各地に派遣される体制が確立すると、案外「特定の機番を狙いうちする」のが面倒になるのでは?と思っております。

試作機である901号機は、やはりムド回送や入換運用ではなく、本線で列車を牽引している姿を記録したいので、石巻貨物に専従している今のうちに抑えておいたほうが後々焦らなくて済むなと思い、今回一発目に狙ったというわけです。

 

1655レ撮影後は、すぐ近くにある俯瞰ポイントへ。

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1650レ DE10 1719

茶色い田んぼと薄暗い曇り空という、俯瞰には最悪なシチュエーション・・・。

といっても、実はこのポイントは前々から気になっていた場所で、次回以降のロケハン目的だったので、ショボい出来は覚悟の上です。

 

と思っていたのですが、いざ望遠でカマのアップを撮ると・・・

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なんと、今回の大本命だったDE10 1719号機が充当。

この日は平日だったこともあり、貨物ちゃんねるやTwitterに牽引機の情報が上がっていなかったので、完全に油断しておりました・・・

1719号機充当を事前に知っていたら、こんな勿体ない撮り方はしていなかったので、とてもガッカリです (^_^;)

 

このあとはコンビニ弁当でサクッと昼食を摂り、その後こちらも前回訪れた前谷地のトンネル飛び出しポイントで、652レを撮影します。

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652レ DE10 1179

石巻貨物」は割と好積載の列車が多いのですが、この日の652レはカマの後ろ4両が空コキとなっており、全体で50%ほどの積載率でした。

12月26日だったので、すでに年末年始の生産調整に入っていたのかもしれませんね。

 

反対側に移って、本遠征の一番のメインを撮影。

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653レ DE10 1719

今回の遠征で一番撮りたかったのは、こちらのDE10 1719号機です。

一見普通のDE10更新色ですが、この1719号機は「DE10最後の苗穂更新色」を纏う機体として、そのスジの人には知られた機関車であります。

 

 ちなみに、仙台のDE10で最もオーソドックスな「秋田更新色」がこちら。

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秋田更新色のDE10 1120

苗穂更新色で最も特徴的なのは運転台の屋根が朱色であることで、これは大宮や広島など他所の更新色では見られない配色です。

 1719号機は元鷲別機関区所属で、苗穂工場で更新工事を受けた際にこの塗装になりましたが、その後仙台に転属しJR東日本秋田車両センターで全般検査を受けたものの、秋田更新色に変更されず現在も苗穂更新色を維持しています。

前回の遠征時は、あいにく運用入りせず出会えませんでしたが、今回はきっちり撮影することが出来て良かったです。

 

このあとは石巻市街へ移動し、引き続き「石巻貨物」を撮影します。