川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

菊水カーブで札幌圏の日常列車を撮る 2023夏 北海道遠征⑮

前の記事はこちら。

2023夏 北海道遠征、今回から3日目のお話に入ります。

 

今回の遠征は遊び一辺倒ではなく、もともとは札幌周辺で発生した所用のついでに遊ぼうというものでした。

なので3日目は所用が入っていたのですが、思いのほか早く終わりお昼には解放されたので、趣味活動に充てることにいたします。

 

てことで札幌都心から苗穂駅へとやってきました。

苗穂界隈には「苗穂ストレート」を始め定番撮り鉄スポットが複数ありますが、この日はまずまず好い天気だったので、散歩がてら駅から少し遠めの場所へ行くことに。

 

苗穂駅から20分ほど歩いてやってきたのは、苗穂~白石にある豊平川橋梁です。

この橋梁の白石側の堤防は「菊水カーブ」と呼ばれるお立ち台になっており、このあたりでは苗穂ストレートと並ぶ有名撮影地となっています。

てことで今回は十数年ぶり?の菊水カーブで、札幌圏の日常列車を撮影します。

 

まずは千歳線の主役である快速エアポート


3885M「快速エアポート143号」

ここは函館本線千歳線複々線区間内にあり、内側を走る千歳線をアウトカーブで狙える撮影地です。

奥側も含めるとS字カーブになっているものの、北斗星など「北海道夜行」亡き現在その線形を生かして撮影できる列車は、大型連休期間の「北斗」など極一部の列車のみではないでしょうか。

 

続いて731系の普通列車


1771M

 

お次は函館本線普通列車


218M

外側を走る函館本線も撮れないことは無いですが、基本的には千歳線向きの撮影地と思ってよいです。

 

続いて今回のお目当てである721系充当の「快速エアポート」。


3889M「快速エアポート147号」

このときはサイリスタ位相制御車の3000番台から廃車されるだろうと思っていたのですが、このVVVF制御車のF-4101+4201編成も今年8月6日に廃車回送されたのだとか。

4000番台はGTOインバータから更新されておらず、延命は無いのは分かっていたもののもう少し猶予があると思っていただけに、あまりの淘汰スピードの速さに驚いております・・・。

 

続いてはこの日初の特急列車。


1007M「すずらん7号」

721系とは対照的に現役続行が続いている785系ですが、今春改正で全席指定席化した「すずらん」は、その影響でか空気輸送っぷりが話題になっています。

個人的には、新車を投入してまで「すずらん」を維持するとは思っていないので、車両も列車も行く末が気になるところですね。

 

間髪入れず函館本線にも電車特急が。


3024M「ライラック24号」

本来なら「すずらん」の前に通過するはずですが、この日は遅延しており20秒遅れての通過でした。

日によっては789系の0番台と1000番台の並走が見られそうですね。

 

ライラックを追いかけるように函館本線普通列車


2773M

なんと721系トップがやってきました!

これは儲けもんでしたねぇ~。

 


3893M「快速エアポート151号」

 

この日初の気動車特急。


4006D「おおぞら6号」

 


3895M「快速エアポート153号」

この日2本目の721系エアポートは、レア編成のF-3222+F-3123編成でした。

 


11D「北斗11号」

 


2030M「カムイ30号」

 


1777M

 

今回の〆。


230M

 

といった感じで、数十年ぶりの菊水カーブでの撮影はこれにて終了です。

複々線区間だけあって続々と列車がやってくるので、日常撮影が捗ってお腹いっぱいになりました。

 

このあとは帰宅ついでに札幌駅へ寄って、今回撮影できなかったある車両を狙います。