川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

廃止間近のスカイレール探訪 その4 2023秋 広島・高松遠征⑧

前の記事はこちら。

 

廃止間近のスカイレール撮り鉄、続いては山の下半分に当たるみどり中街~みどり口間で撮影をします。

ですがその前に、みどり中街駅を外から観察。

みどり中街駅は唯一の中間駅で、凹型の駅舎を軌道が貫く構造になっています。

また駅舎自体も傾斜に寄りかかるように立っており、山を大規模に削り取ったニュータウンらしい苦労が伺えますね。

 

軌道下には頭上注意の看板が。

鉄路廃止後の「スカイレールサービス株式会社」は、現在は社名そのままに代替バスの運営を行っているそうな。

ですが「軌道会社」という肩書は失われてしまいました。

 

駅見物を終えると日没間近となり、撮り鉄もラストスパートへ。

まずはみどり坂第二緑地前の大通りから、住宅街の上を行くスカイレールを。

この街の住民は、こんな感じで空を走るスカイレールを見上げながら、生活していたはずです。

鉄路が廃止されて電気バスへと置き換えられ、やがて軌道も撤去されたとき、寂しく思うのでしょうか。

 

最後はみどり口駅とJR瀬野駅を見下ろす斜面へ。

ここで日没を迎えました。

 

〆は日没後のトワイライトタイムへ突入した空をバックに。

最後まで雲一つない秋晴れに恵まれ、大満足でありました (^o^)

といった感じで、廃止間近のスカイレール探訪はこれにて終了です。

撮影したのはちょうど一年前のことでしたが、私の遅筆癖が響いてしまい、既報の通りスカイレールは5月1日をもって廃止されてしまいました・・・。

本来なら撮影地ガイドとして、読者の皆様へ微力でも参考になればよかったのですが、申し訳ございません (^_^;)
まあ前連載の根室本線廃止区間と言い、我がブログはそんなんばっかですが・・・。

 

これにて広島地区の活動は終了し、次なる場所へと移動します。

まずはJR瀬野駅から山陽本線に乗って広島駅へ。

 

広島駅から新幹線にのって東へ向かいます。

今回は短距離移動なので「さくら」の自由席です。

 

無事に席を確保できたので晩飯。

広島駅弁版のあなごめしと、「ゆかり」でお馴染みの三島食品が出している混ぜご飯の素「ひろし」を使ったおにぎりです。

初めて知りましたが、三島食品広島県企業なのですね。

 

あなごめしはこんな感じ。

宮島口のものには劣りますが、まあまあ美味しかったです。

 

ほろ酔い加減になったところで岡山駅に到着。

 

新幹線ホームの倉敷うどんが気になりますが、グっとこらえて在来線に乗り換え。

車両を見てお分かりになると思いますが、瀬戸大橋を渡って四国へ向かいます。

 

外は暗いためうたた寝しながら過ごし、小一時間ほどで高松駅に到着です。

「さぬきうどん駅」の副駅名が、私のうどん脳をビンビンと刺激してきますねぇ~。

 

ですが夜遅く名店は空いていないので、おとなしく宿入りします。

明日は早朝出発なので、瓦町駅近くのサウナで夜を明かすことに。

古式ゆかしい、昭和の空気漂うお店でございます。

 

そんなゴールデンタイム高松にて、ふやけるほど湯に浸かり、干からびるほどサウナに入って完璧に整えた体に、レモンサワーとタコのから揚げを注入。

スカイレール沿線を上り下りして疲れた体に染み渡りました・・・。

 

といった感じで、遠征前半戦に当たる広島編はこれにて終了。

次回から後半戦の高松編へと入ります。