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廃止間近のスカイレール撮り鉄、続いては山の下半分に当たるみどり中街~みどり口間で撮影をします。
ですがその前に、みどり中街駅を外から観察。
みどり中街駅は唯一の中間駅で、凹型の駅舎を軌道が貫く構造になっています。
また駅舎自体も傾斜に寄りかかるように立っており、山を大規模に削り取ったニュータウンらしい苦労が伺えますね。
軌道下には頭上注意の看板が。
鉄路廃止後の「スカイレールサービス株式会社」は、現在は社名そのままに代替バスの運営を行っているそうな。
ですが「軌道会社」という肩書は失われてしまいました。
駅見物を終えると日没間近となり、撮り鉄もラストスパートへ。
まずはみどり坂第二緑地前の大通りから、住宅街の上を行くスカイレールを。
この街の住民は、こんな感じで空を走るスカイレールを見上げながら、生活していたはずです。
鉄路が廃止されて電気バスへと置き換えられ、やがて軌道も撤去されたとき、寂しく思うのでしょうか。
最後はみどり口駅とJR瀬野駅を見下ろす斜面へ。
ここで日没を迎えました。
〆は日没後のトワイライトタイムへ突入した空をバックに。
最後まで雲一つない秋晴れに恵まれ、大満足でありました (^o^)
といった感じで、廃止間近のスカイレール探訪はこれにて終了です。
撮影したのはちょうど一年前のことでしたが、私の遅筆癖が響いてしまい、既報の通りスカイレールは5月1日をもって廃止されてしまいました・・・。
本来なら撮影地ガイドとして、読者の皆様へ微力でも参考になればよかったのですが、申し訳ございません (^_^;)
まあ前連載の根室本線廃止区間と言い、我がブログはそんなんばっかですが・・・。
これにて広島地区の活動は終了し、次なる場所へと移動します。
まずはJR瀬野駅から山陽本線に乗って広島駅へ。
広島駅から新幹線にのって東へ向かいます。
今回は短距離移動なので「さくら」の自由席です。
無事に席を確保できたので晩飯。
広島駅弁版のあなごめしと、「ゆかり」でお馴染みの三島食品が出している混ぜご飯の素「ひろし」を使ったおにぎりです。
あなごめしはこんな感じ。
宮島口のものには劣りますが、まあまあ美味しかったです。
ほろ酔い加減になったところで岡山駅に到着。
新幹線ホームの倉敷うどんが気になりますが、グっとこらえて在来線に乗り換え。
車両を見てお分かりになると思いますが、瀬戸大橋を渡って四国へ向かいます。
外は暗いためうたた寝しながら過ごし、小一時間ほどで高松駅に到着です。
「さぬきうどん駅」の副駅名が、私のうどん脳をビンビンと刺激してきますねぇ~。
ですが夜遅く名店は空いていないので、おとなしく宿入りします。
明日は早朝出発なので、瓦町駅近くのサウナで夜を明かすことに。
古式ゆかしい、昭和の空気漂うお店でございます。
そんなゴールデンタイム高松にて、ふやけるほど湯に浸かり、干からびるほどサウナに入って完璧に整えた体に、レモンサワーとタコのから揚げを注入。
スカイレール沿線を上り下りして疲れた体に染み渡りました・・・。
といった感じで、遠征前半戦に当たる広島編はこれにて終了。
次回から後半戦の高松編へと入ります。