川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

廃止間近のスカイレール探訪 その3 2023秋 広島・高松遠征⑦

前の記事はこちら。

 

スカイレールに乗って、頂上のみどり中央駅へとやってきました。

このあとは山を下りながら、スカイレール撮り鉄をしたいと思います。

 

スカイレールニュータウン内の移動用に造られたこともあり、沿線はすべて住宅地として開発されております。

路線長はわずか1.3kmということもあるので、今回は徒歩でみどり口駅まで山を下りながらロケハンして、いい景色があれば撮影していくスタイルで挑みます。

 

カメラを準備していると、山を下る列車の発車時刻になったので、まずはみどり中央駅の出発シーンを狙います。

相変わらずギュウギュウ詰めの混雑でした(笑)。

列車を見送ったところで私も山を下ることに。

みどり中央駅付近は、軌道の真下が「みどり坂中央公園」として整備されています。

結構大きな公園で色々なアングルで狙えそうだったので、まずはこの公園内で色々と撮影してみましょう。

ファーストカットは、公園内の展望台みたいな場所から、カーブしながら急勾配を駆け上ってくるところをパチリ。

あとで調べたら、スカイレールの定番撮影地だったそうなな。

眼下に広がる斜面を切り開いたニュータウンと、そこを縫うように敷設された軌道を駆け上がるゴンドラを絡めた構図は、定番と言われるにふさわしいですね。

 

2往復目の下りは、ファーストカットを撮影した展望台の下から空バックで。

この日は雲一つない秋晴れだったので、空バックも映えますね。

スカイレール」という名を体現したようなカットとなり、個人的にはお気に入りの1

枚でございます。

 

上り列車は紅葉していた木々を絡めて1枚。

 

素早く画角を変えてもう一丁!

紅葉した木が青空に映えて好いです。

 

3往復目は、2カット前の色付いた木々を高いポジションから切り取ります。

政令指定都市にある公園内とは、とても思えない風景ですね(笑)。

 

4往復目は公園の最下段へ。

下り列車は公園出口にある交差点から、大カーブを絡めた構図でパチリと。

この大橋脚とカーブは、なかなかの迫力ですね。

 

上り列車は公園入口にあった木々を絡めて。

瀬野地区全体で見ると紅葉し初めといったタイミングでしたが、ちょうどいい場所に色付いた木があってラッキーでした。

 

最後は公園を出たところにある、ニュータウンの中段地区を俯瞰できるポイントへ。

ここだけは事前に調べて撮りたいと目を付けていたポイントでした。

11月なので山影が心配でしたが、ギリギリ回避できそうです。

 

まずは下り列車を後追いで。

相変わらずギュウギュウです。

自分が言うのもあれですが、ただでさえ定員が小さいのに葬式鉄が押し寄せてきたので、地元住民の方々は困惑したでしょうね (^_^;)

 

それと同時に、遠くに上り列車が姿を現しました。

この日は視程が良かったので助かりました。

 

みどり中街駅を発車して、一気に勾配を駆け上がります。

2枚目のカットを撮りたくて来たようなものなので、1発勝負の遠征で最高の秋晴れに恵まれたのはラッキーでしたな。

 

といった感じで、みどり中央駅付近での撮影はこれにて終了。

直線距離で200mくらいしか移動していませんが、色々と撮り甲斐のある路線で面白かったです。

 

このあとはみどり中街駅~みどり口駅に移動して、撮り鉄後半の部へと参ります。