川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

宇部の黄色い国鉄型を追う その2 絶望の?山口遠征⑥

前の記事はこちら。

宇部興産専用道路探訪を終えて宇部市内のやよい軒で昼飯を摂り、午後からは再び撮り鉄へと戻ります。

狙いは元荷物電車の123系ですが、日中は小野田線でしか運用がありませんので、宇部市から隣の山陽小野田市へと移動することにしました。

 

まずは小野田~目出の有帆川橋梁にて、小野田行きの列車をサイド構図で。

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車両はクモハ123-3が充当されていました。

 

20分ほどで戻ってくるので、今度は正面がちのアングルで。

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千切れ雲に食われて、ドボンな結果に終わりました・・・。

 

このあと小野田線は2時間半ほど列車が無いので、山陽本線へと移動。

厚東~宇部の河原踏切で普電を一発撮影します。

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3325M

一見すると普通の115系に見えますが、よく見ると2扉車なのがわかります。

こちらは115系で唯一の2扉車である3000番台なのですが、写真のN-17編成のモハユニットは117系からの改造編入車という異色の経歴を持っております。

 

山口県内の国鉄型電車と言えば、宇部地区の123系105系が注目されがちですが、この115系3000番台もこのあたりでしか見られない車両。

乗り鉄では何度かお世話になったことがありますが、走行写真は一度も撮ったことが無かったので、これを機に撮影しておいた次第です。

 

無事に115系3000番台の撮影を終えた後は、再び小野田線123系を撮影することに。

小野田線の撮影地で最も有名である居能~妻崎の厚東川橋梁へと移動します。

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ここに来たのは実は2回目なんですが、以前はなみなみと水をたたえていたのに今回は干からび気味でちょっとビックリ。

河口のすぐ近くなので潮の満ち引きの影響を受けて、ちょうど干潮の時間で水が無かったようです。

 

このあと一旦小野田線を離れて、本遠征最後の撮影地である宇部線厚東川橋梁をロケハンするため移動。

ロケハンしていると、回送列車に遭遇したのでパチリ。

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夕方のラッシュ運用に向けて出庫してきたのでしょうかね。

 

このあと宇部市内の丸亀製麺でちょっと早い夕食を摂ったのち、再度小野田線厚東川橋梁へ戻って123系を撮影。

まずは回送列車を宇部興産の工場群をバックに撮影。

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こちらは夕方の長門本山支線列車の送り込み回送のようです。

さらに潮が満ちてきたようで、先ほど干からびていた川は2時間ほどで全く違う姿へと変貌していました。

 

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もっと側面まで回ってくれることを期待していたのですが、面トップ気味で暗くなったのが残念でした。

 

このあとは最後の撮影地である宇部線厚東川橋梁へと移動。

まずは練習電から。

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ええ塩梅に沈みゆく夕陽が車体を照らしてくれています。

これは本番でも期待が持てそうです。

 

そして本遠征の〆カット。

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2456M

シメは123系105系の異種併結列車。

低く立ち込める雲をギリギリ免れて、エロ光をたっぷりと浴びる1枚を得ることが出来て、大満足で遠征を終えることが出来ました (^o^)

 

といっても余韻に浸る間もなく、速やかに撤収して山口宇部空港へ。

スターフライヤーの最終便で羽田空港へと飛び立ちます。

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この日は上空にも雲一つないお天気で、綺麗に夜景を見ることが出来ました。

こちらは大阪湾上空。

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こちらは伊勢湾上空。

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セントレアの夜景を上空から見られたのは、今回が初めてだったかもしれませんね。

このあと飛行機は無事に羽田空港へ到着し、自宅へと戻りました。

 

 

といった感じで、今回の「絶望の?山口遠征」は終了です。

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遠征目的であった「DLやまぐち号」の運転日を勘違いするという、私史上最大級の大チョンボをやらかし絶望のどん底へと叩き落されるという、まさかの大波乱で幕を開けた今回の遠征。

ですが何とか立て直し、結果的にはそれなりの成果を得られたかなと思います。

 

今回DLやまぐち号の代わりに訪れたのは、どこも前々より興味はあったけどそれをメインに遠征までは・・・というようなスポットだったので、こんなハプニングでもなければ足を運ぶことも無かったと思えば、半年以上経ったいま振り返ると逆にいいきっかけになったのではないでしょうか。

それと同時に、お目当てのものが撮れない事態に遭遇したとき、いかにリカバリーできるかは日頃より見聞を広めておくことが重要と認識したりもしました。

 

 

というわけで、それなりに楽しめた山口遠征だったのですが、本命だった「DLやまぐち号」を撮影するという目的は果たせなかったのは変わりません。

ですがどうしても諦められなかった私は、ふたたび山口の地を踏むことになったのでした・・・。

その模様は、後日タップリと綴ることにいたします。

 

おしまい