川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

凸重連のロンチキ米子工臨返空を撮る その2 2021真夏の山陰遠征⑳

前の記事はこちら。

20回目の連載となった「2021真夏の山陰遠征」も、今回が最終回です。

 

前回吉永駅で撮影したDD51重連工臨の走行写真を撮影すべく、今回は上郡~三石の通称「ミツカミ」と呼ばれる界隈へと移動します。

ミツカミにもいくつかポイントがありますが、今回は同行いただいたブログ友さんオススメの俯瞰ポイントへ向かうことにしました。

 

ポイントにつくと、ブログ友さんのご友人も布陣しておられたので、ご一緒させていただくことに。

まずは普電で構図を練ります。

 

この場所、ロケーションは素晴らしいのですが、光線は午前順光のようで今回のような午後遅めのスジでは生憎のモロ逆光となるようです。

なので本来は列車メインの構図を組むのが定石なのでしょうが、天邪鬼なかわつるさんは文明のチカラ(=RAW現像で補正)でゴリ押しすることにし、ロケーション重視の構図で組むことに。

まあマジメな話をすると、日中の山陽本線を凸重連ロンチキ工臨が走るのは超レアなことと伺っていたので、山陽路の名撮影地ならではのロケーションを優先しました。

 

でもって本番。


工9380レ DD51 1183+DD51 1192+ロンチキ

兵庫県岡山県の県境に当たる船坂峠をじっくり下ってくるところを捉えました。

本当はS字に捻ってほしかったのですが、ロンチキでは編成長が若干足りなかったようなので、線形を生かすなら貨物列車のほうが向いていると言えそうです。

 

と余韻に浸る間もなく、ちょっとポジションを変えてもう一発。

このポイントは山の上にあるのですが、陣取る斜面の向きを変えると山陽本線の線形が功を奏して「追っかけ」することができ、こちらでは里山を行く風景をサイド気味に俯瞰することができます。

 

上のカットからちょい引いて、本命の構図でもう一発。

残念ながら千切れ雲の強襲にあいマンダーラに・・・。

ちなみに眼下のストレートもまた有名撮影地なので、撮り鉄衆がたくさん集結しておりました。

 

といった感じで、本遠征の活動はこれにてすべて終了。

重連に始まり、凸重連に終わるという遠征となりました。

 

このあとは本当の帰路に着くため、ブログ友さんに姫路駅まで送っていただきました。

何から何までお世話になりっぱなしでしたが、ありがとうございました!!

 

姫路駅からは「のぞみ」で一気に新横浜まで移動します。

今回はN700Sに当たりました。

 

車内では恒例の一人打ち上げを敢行。

以前は「たこめし」を買ったので、今回は「おかめ弁当」なるものをチョイス。

味はまずまず美味しかったです。

 

さらに今回はツマミとして、鳥取駅で仕入れた「とうふちくわ」なるものも用意。

ちょっとブレていて恐縮ですが、その名の通り豆腐と白身魚のすり身を7:3の割合で混ぜたちくわだそうな。

旅からすでに9か月も経っちゃったので味はほとんど忘れていますが、「普通のちくわで良くね?」という身も蓋もない感想だったのは覚えているので、私にはハマらなかったようです (^_^;)

 

最後はシンカンセンスゴクカイタイアイスでフィニッシュ。

こちらは私イチオシのベルギーチョコレート味があったので大満足でした。

 

アイスで〆た後は爆睡して過ごし新横浜に到着。

いつも通り在来線で川崎駅へ向かい、帰宅いたしました。

 

といった感じで、今回の「2021真夏の山陰遠征」も完結でございます。

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関西での凸重連工臨撮影に始まり、それを追いかけて米子へと移動し、そのあとは山陰地方をめぐってここでしか見られない列車たちを撮影したのち、最後に関西へ戻って凸工臨で〆るという行程となった今回の遠征。

もともと山陰への遠征を画策していたところへ見計らったように工臨が運転されたことで、大変充実した遠征になったかと思います。

そして多大なるお力添えをいただいたブログ友さんには、改めて感謝申し上げます。

 

この遠征を敢行したのは、ちょうど東京オリンピックが開幕したときのこと。

世界中の視線が東京へ向いているころ、関東を脱出し関西・山陰でテツを満喫した旅の記録でございました。

 

おしまい