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いつのまにか17回目も連載し、すでに飽きられてる気配も漂う2021GW 西日本遠征、今回から4日目のお話へと入ります。
日程的にはもう折り返し地点を過ぎておりますので、愛想尽かさずお付き合いくださいませ (^_^;)
4日目のメインは、この年の春改正でJR東日本185系が定期運用から退いたことにより「国内最後の定期国鉄電車特急」となりました381系「やくも」を伯備線で記録することであります。
しかし個人的には伯備線で「やくも」を狙うのは初めてでは無く2回目なので、一日中ビッチリ張り付くのではなく、お昼ごろから向かうことに。
それまでは岡山県内で前々から気になっていたスポットが2点ほどあったので、そちらを巡りたいと思います。
まず最初に向かうのは「桃太郎線」という愛称がついている吉備線です。
この吉備線は全線非電化で、津山線と同様にキハ40系が地域輸送を担っていますが、路線が短いのと沿線がそれなりに市街地化されていることから、昔からLRT化の構想が度々持ち上がっている路線であります。
そして2018年にJR西日本と沿線自治体の間でLRT化の推進が正式合意され動き出したのですが、コロナ禍による輸送人員の減少や財政悪化に伴い2021年に事業が一時凍結が発表されました。
少なくとも近日中にLRT化されることは無くなりましたが、将来的に普通鉄道として存続するのかは微妙な情勢なので、前々からヨンマルが走っているうちに一度訪れたいと思っていた路線でした。
そんなわけで、4日目の始まりは吉備線の朝ラッシュ運用にヨンマルを記録することにいたします。
ホテルを出発し車を20分ほど走らせて、まずは大安寺~備前一宮の田園地帯へ。
現着すると、さっそくお目当て一本目が登場です。
1729D
吉備線の最長編成は備前三門駅のホーム長の関係で4連だそうで、この日はヨンナナが2組繋げられていました。
先頭はキハ47 3001という車番で、ラッシュ時の輸送力重視のためロングシート化された3000番台のトップナンバーだそうです。
1729Dは備前高松駅で折り返してくるので、私も追いかけるように吉備津~備前高松のストレートへと移動。
1730D
こちらはバリ順でいただけました (^o^)
お次はケツ打ちなので、広角で情景気味の構図で。
731D
右端に見える大鳥居は「日本三大稲荷」に数えられるという最上稲荷のもの。
お正月には臨時列車が運転されるほどの賑わいを見せるそうで、定期列車も増結運用が行われたりするそうな。
そして吉備線でのシメ。
732D
吉備線は基本2両ですが、こちらも朝ラッシュのためかヨンマルが1つ追加されて3両編成になっています。
ヨンマル推しの私としては先頭に連結されているのも高得点です。
ちなみにこのヨンマルの車番もキハ40 3001と、先ほどのキハ47 3001と同様にロングシート化改造を施された車両の一部。
ヨンナナに続き3000番台トップに当たるとは、なかなかツイていましたな。
といった感じで、吉備線の朝ラッシュ運用撮影はこれにて終了。
1時間少々の撮影だったものの、昨日とは打って変わり「晴れの国 岡山」らしい好天のもとにタラコ色ヨンマルを撮れたので大満足でした。
このあとはもう一つ気になっていたスポットへと向かいます。