川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

第一養老川橋梁でキハ200を撮る 小湊鉄道キハ40×JR北海道コラボHM撮影記 天北編①

先週末は、ちょいと千葉県のほうへとお出かけをしておりました。

舞台となりますのは当ブログ初登場の小湊鉄道でございます。

 

現在小湊鉄道ではJR北海道とコラボして、宗谷本線で運転されていた急行列車のヘッドマークをキハ40に掲出しています。

道産子かつヨンマルスキーなワタクシとしては、企画発表の段階でこれは参戦せねば!と決意。

第一弾となる「天北」は5月11日~6月末となっており、梅雨入り前に行っておきたいなと思ったので、まずまず天気が良かった先週末に遠征してきました。

その模様を何回かに分けてお届けいたします。

 

 

朝5時半に自宅を出発し、まずは東京湾アクアラインを渡って千葉県へ。

渋滞の名所であるアクアラインですが、早朝出発のおかげでちょっと流れが悪かった程度で切り抜けられました。

 

無事に千葉県へと渡り小湊鉄道沿線には7時頃に到着しましたが、渋滞を嫌って早く着いただけで、メインのキハ40急行列車は10時30分から運行開始と、3時間以上も持て余してしまいました・・・。

そのため急行列車までの時間は、小湊鉄道の日常記録をすることにします。

 

てことでやってきたのは、上総山田~光風台にある第一養老川橋梁です。

ここは定番撮影地のひとつであるとともに、国の登録有形文化財にも指定されている、文化的にも価値ある橋梁です。

晴れれば上りが順光になりますが、残念ながら厚い雲がかかっております・・・。

 

そんな第一養老川橋梁にて、本遠征のファーストショット。


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やってきたのは現在の小湊鉄道の主力であるキハ200形205号車でした。

 

見た目からしてクラシカルな造形を持つキハ200形は、国鉄キハ20系をベースにした車両で、プレス加工や最下部の明かり窓が特徴なドア部や窓配置などに、その出自を感じることができます。


JR最後のキハ20系だったJR西日本キハ52形(2009年3月)

キハ20系の特徴だったブタ鼻ライトは受け継がれませんでしたが、鋼体は細かい差異はあるものの、ほぼ踏襲しているのが分かります。

エンジンも原形を保っているらしく、一度乗ってみたい車両でもありますね。

 

間髪入れず今度は下り列車をサイドからパチリ。


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キハ200形トップナンバーの201号車がやってきました。

朝時間帯だからでしょうか、案外乗客は多いですね。

 

このあと1時間ほど空くので、朝食がてら近くのコンビニで休憩を挟んだあと、今度は対岸から撮影することに。

まずは下り列車から。


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第一養老川橋梁の橋桁は2種類が混在していたので、それが分かるように引き構図で撮影してみました。

シルキーな曇り空多めなのが残念ですが・・・。

 

ちょっと川べりに下りて、水面を入れた構図で〆ます。


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キハ200形にはいくつか形態差があり、こちらの207号車ではドアがプレス加工のものから、ハニカム構造の平べったいドアに変更されています。

こういった形態差があると、撮り甲斐も出てくるというものですな。

 

といった感じで、第一養老川橋梁での日常撮影はこれにて終了。

このあとは本命のキハ40形の急行列車を撮影します。