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「鉄路廃止決定」日高本線末端部巡り① 様似駅 北海道放浪の旅 13日目⑦
様似駅を後にし、続いては北隣にある浦河町の浦河駅にやってきました。
浦河町は日高振興局の所在地なのですが、その代表駅としてはちょっとボロいような気がしますね・・・。
駅舎の中の様子。
写真だと露出補正のおかげで明るく見えますが、実際は照明も付いていないため薄暗く、待合室が無駄に広いこともあって不気味さすら感じる空間でした・・・。
そんなネガティブ要素満載な浦河駅ですが、実は直営駅なのです。
なので、駅舎内には「みどりの窓口」もあるのですが、浦河駅の窓口の営業時間は木曜・土曜・第2月曜・第4月曜の12:00~16:20までとなっており、ヘタな簡易委託駅よりもずっと短いというやる気の無さです (^_^;)
そんな「全く使いものにならない窓口」であるため、浦河駅の「わがまちご当地入場券」は別の場所で発売されています。
しかも浦河駅の凄いところは「浦河駅の入場券は、浦河駅の窓口では発売していない」ということ。
今回の旅でも、窓口の営業時間が短いため周辺施設で簡易委託発売している直営駅(上川駅、士別駅など)はありましたが、いずれの駅も「駅と周辺施設での併売」という形を取っていたので、「みどりの窓口では一切売らない」という駅は浦河駅だけ。
なぜ自駅の入場券の発売業務を、委託先に丸投げするんでしょうか・・・。
続いてホームの様子。
かつては交換設備もあったそうですが、現在は1面1線で運用されています。
無駄に長い跨線橋が、往年の姿を今に伝えているようです。
そんな跨線橋の様子。
交換設備があったころは、向かい側のホームへ渡るために使用されていましたが、交換設備廃止後は駅裏手の国道に渡るための通路として転用改造されたそうな。
よく見ると、跨線橋の中間の壁が塞がれており、もともと階段が存在していたことがわかります。
ちなみに代行バスも、駅前には入らず国道沿いに停車するようです。
現在は駅舎を待合室として使用しているので、期せずしてこの跨線橋が大活躍しているようですね。
駅名標を記録。
浦河駅探訪を終えて、浦河駅の「わがまちご当地入場券」の購入へ。
前述したとおり、浦河駅の窓口では一切発売されていないので、駅から少し離れた場所にある「うらかわ観光協会」で委託発売されていました。
表の柄は「コンブ干場の横を行くキハ40日高色」でした。
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