今回も鉄道模型レビューです。
取り上げるのはこちらの製品。
KATO 品番7008-A DD51 800 愛知機関区 JR貨物色
KATOから発売されている、JR貨物愛知機関区所属のDD51更新色です。
実車の写真がこちら。
DD51は、1962年に登場した幹線用ディーゼル機関車です。
今回製品化されたのは、貨物列車牽引用に製造された800番台のうち、JR貨物に継承され愛知機関区に配属され、更新工事が施された機体がモデルになっています。
北海道生まれな私としては、DD51といえば旋回窓付きのA寒地仕様なんですが、今回は先日ご紹介したセメント列車の牽引機として購入しました。
四日市のセメント列車の牽引機としては、DD51かDF200-200番台のどちらかをあてがうことになりますが、やはりDD51のほうが好きなのです。
というわけで、さっそく開封。
朱色は全検直後という感じの鮮やかさで、普段の色褪せた車体と比べるとちょっと大げさに見えちゃいますね。
モールドも割と細かく入っていて、印象はそれなりに良いです。
続いて細部を見ていきます。
こちらもなかなかリアルにできていると思います。
JRFマークや検査表記も特に問題ありません。
続いてデッキ部分。
手すりはかなり細くできているんですが、そこについている栓受けなどがちょっとダサいですかね。
さらに言うと、後述するナンバーによっては手すりについている板の色が、実車と異なります。
こちらの1804号機では手すりと同じく白色になっており、同様に1803号機も白いみたいです。
また側面の手すりも、模型では根元から白いですが、実車では根元がグレーになっている点も異なります。
キャブ部分。
こちらは普通の出来ですかね。
ヘッドライトをチェック。
電球色ライトで、光量もまずまずです。
最後に付属品を確認。
・ナンバープレート(891・1802・1803・1804)
・スノープロウ
・ナックルカプラー
が付属してきます。
個人的には、857号機を設定してくれれば最高だったんですけどねぇ。
といった感じで、KATOの愛知機関区DD51をご紹介しました。
全体的にはいい出来なんですが、個人的に設定したい1804号機とはちょいちょい実車と異なる点があるので、後日手を入れていきたいかなと思います。