川崎鶴見鉄道録

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水島臨海鉄道 DE701を撮る その3 2021GW 西日本遠征㉕

前の記事はこちら。

球場前で3092レを撮影した後は、再び倉敷貨物ターミナルへと戻ります。

 

皆さんお馴染みの「貨物時刻表」には、水島臨海鉄道の列車も掲載されていますが、実はそこには掲載されていない倉敷貨物ターミナルと東水島駅を結ぶ自社線内で完結する貨物列車も存在します。

有名なのは午前中の自動車輸送便なのですが、事前に調べた感じだと午後にも1往復あるという情報があったので、3095レまでの暇つぶしも兼ねてダメもとで倉敷貨物ターミナルへ偵察へ向かいました。

 

車を走らせ倉敷貨物ターミナルへ到着すると、なんと駅構内でDE701が貨車と連結して出発準備をしているではないですか!!

すぐに三菱自工前駅に引き返してカメラを取り出すと、踏切が鳴り出しました。

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列番不明 DE701

空振り覚悟で戻ってきたのですが、まさかDE701牽引の列車がもう一発撮れるとは!!

しかも朝の3091レでは絶対に撮れない1エンド先頭の姿を撮れて、この一発を得ただけでも倉敷貨物ターミナルまで戻って来た甲斐があったというものですな。

 

とはいえ短いお鼻の2エンドがお好みの方に向けて、カマ次位空コキを利用したケツ打ちも載せておきます。

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狙ったわけでは無いですが、偶然にも駅ホームをかすめて通過するシーンを得ることが出来ました。

 

行先が不明だったため一応水島駅へ確認へ向かったところ、機回しをしており東水島駅へ向かうのが確定したので、先ほど撮影していた港東線の東京製鉄横へ。

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フルコンとまではいきませんが、なかなかの積載率&編成長ですね。

所謂「自動車便」と呼ばれている午前の三菱自動車向け軽自動車輸送列車は、だいたいコキが1~4両くらいの短編成なので、おそらくそれとは別の列車と思われます。

この列車に関してはあまり情報が無く、撮影している人も多くなさそうなのですが、毎日走っているのでしょうかね?

 

ちょっと場所を移動して折り返しを待っていると、45分ほどで単機で戻ってきました。

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水島駅で折り返して倉敷貨物ターミナルへ戻るようですが、3095レの時間が迫っているので追いかけずに終了です。

 

そして御存知の方も多いと思いますが、DE701は本遠征の約1か月後にエンジン系の重故障を起こして、そのまま後継のDD200-601に置き換えられる形で運用を離脱してしまいました・・・。

私にとっては、本遠征が最初で最後のDE701撮影となりましたが、そんなこともあって2回目を撮れたのは本当に幸運でありました。

 

このあとは3095レの撮影のため、再度倉敷市周辺へと戻ります。

そして25回という長期連載となった本シリーズも、いよいよ次回が最終回です。