前の記事はこちら。 北浦での1095レの撮影を終えて、次なる場所へと移動します。
1095レで鹿島サッカースタジアムへ向かったEF64 1046号機は、お昼過ぎの1094レで東京タへと折り返します。
1094レの発車時刻まで6時間くらいあったので、それまでの時間は鹿島臨海鉄道を初訪問して「鹿島貨物」を追っかけることにしました。
まずは定番撮影地である湖岸南武3号踏切へ。
現着すると、私と同じく鹿島線内から流れてきた同業者が待機しており、最終的に20名ほどで迎え撃ちました。
95レ KRD64-2
こちらの列車は1095レから継走されますが、鹿島サッカースタジアムで方向が変わるので、編成向きは逆になります。
牽引機はDD13形ベースのKRD5を期待していたのですが、願い届かずKRD64形が充当されておりました。
この列車は神栖駅止まりなのですが、鹿島臨海鉄道はさらにその先に「奥野谷浜駅」という駅があって、そこからJSR鹿島工場への専用線が分岐しており、不定期ながらJSR向けの列車が動くとのこと。
一応奥野谷浜駅へ移動してみたものの、やはり土曜日ということでJSR行きの列車は運転されずに空振りに終わりました・・・。
そのあとは鉢形地区にある歩道橋へ。
ここでも1組の同業さんとご一緒しました。
96レ KRD64-1
96レには、鹿島貨物の象徴的コンテナの一つである「TRANCY」コンテナが積載されていました。
ただ荷の長さは控えめで、長編成目当てならお昼の94レが狙い目のようです。
このあとはJR東日本と鹿島臨海鉄道の接続点である、鹿島サッカースタジアム駅へ見物に行ってみました。
構内を覗くと先ほどのKRD64-1が入換作業中で、EF64は側線で待機していました。
そこに鹿島臨海鉄道の旅客列車が接近。
停車することなく、そのまま通過していきました。
というのもこの駅、駅名の通り鹿島アントラーズの本拠地である「カシマサッカースタジアム」が隣にあるのですが、そこでイベントが行われていないときは客扱いをせず全列車通過となる、ちょっと変わった駅なのです。
せっかくなので、駅の部分にも行ってみました。
駅舎というものは無く、歩道橋に改札口が直結する簡素な造りです。
営業していないときはごらんのように閉鎖されており、ホームにも立ち入ることが出来ないようになっています。
本当はホームから入換作業を見物しようと思って訪問したので、かなりガッカリさせられてしまいました・・・。
駅の隣には、件のスタジアムがあります。
この日は試合も無いので、ほぼ無人状態でガランとしていました。
これにて鹿島臨海鉄道探訪は終了。
合間の訪問だったのであっさりとした内容でしたが、今度はJSR向けの列車も狙うことが出来ればと思います。
このあとは成田線沿線へ移動し、1094レを撮影します。