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高松駅での駅撮りを終え、今度は今回の本命を撮影すべく移動開始。
1200形の単行でした。
後になってトイレを増設したらしく、窓の一部がステンレス板で塞がれていました。
4駅隣の木太町駅というところで下車。
ここから10分ほど西に歩きます。
ようやく撮影地に到着です。
やってきたのは、高徳線木太町~屋島間にある「春日川橋梁」です。
高徳線高松近郊での定番撮影地で、線路はほぼ東西方向に走っており下り列車は屋島方から午前順光、上り列車は木太町方から午後順光で撮影できます。
早速撮影開始。
まずは上りの普通列車がきました。
1200形×2と1500形の3両編成で、まあまあの編成でした。
ただ、草が多くてちょっと鬱陶しいです。
続いて下りの普通列車。
こちらは1500形の2両編成でした。
そして今回の本命が登場。
3007D うずしお7号
高徳線の「うずしお」は16.5往復が設定されており、「宇和海」とならび気動車特急で日本一の運行本数を誇る列車です。
基本はN2000系が充当されますが、2往復だけキハ185系が充当されます(下り:7号と29号、上り:8号と32号)。
しかし、29号と32号は全区間夜間走行なので、走行写真が撮影できるのは7号と8号の上下1本ずつのみです。
今回の本命として、このキハ185系充当の「うずしお」を選んだのですが、実は初めての撮影ではなく、過去に全く同じ撮影地・構図で撮影したことがありました。
その時の写真がこちら。
一応「うずしお7号」なのですが、見て分かる通り中間に「アンパンマン」の車両が差し込まれており、ヘッドマークも普通のものではありません。
実はこの「うずしお7号」は土休日は中間に「ゆうゆうアンパンマンカー」という車両が連結され、この形態が定位となるのです。
裏を返せば普通の「うずしお7号」として運用されるのは平日だけということになり、勤め人の遠征組泣かせの列車なのです。
さすがに、これだけ撮り直すために有給休暇を取って高松まで行くのは・・・と思っていたところに今回の出張が入ってくれて、これ幸いとばかりに撮影に来たのでした。
うずしお7号の撮影に成功し、無事今回の目的を達成しましたが居残ります。
その理由がこちら
3008D うずしお8号
実はうずしお7号と8号はここから徳島方に隣接する屋島駅にて交換するダイヤが組まれおり、春日川橋梁では上下1本ずつしか撮影できないキハ185系充当列車が、わずか5分ほどで連続撮影可能なのです。
今回のように時間に制約があるときは、ここを撮影ポイントに選定すると超効率的に撮影可能なので、検討してみてください。
これにて春日川橋梁での撮影は終了し、高松中心部に戻ります。
春日川橋梁から春日川沿いに歩いて15分ほどの距離にあり、天気も良かったので散歩がてら歩いてきました。
今回の出張の仕事先は、高松駅から離れたところにある「瓦町」というところだったので、帰りは琴電志度線を使いました。
高松駅ではなく高松市中心部へのアクセスは高徳線よりも琴電志度線のほうが便利なうえ、高徳線の普通列車は1時間に1~2本しかないのに比べて琴電志度線はデータイムでも20分に1本が確保されているので、高松駅に行かない限りはこちらを使ったほうが便利だと思います。
ホームをパチリ。
地方私鉄の交換駅らしい香りがムンムンと漂う駅でした。
転てつ器がスプリングポイントというのも良いです。
列車が到着。
先頭に増結用の800番台が付いた600形3両編成でした。
10分ほどで終点の瓦町に到着。
時間は午前11時。
ここから最後の追い込みをかけます。
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