川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 5日目④ 「山線」乗り鉄旅 その4

前の記事はこちら。

変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 5日目③ 「山線」乗り鉄旅 その3

 

仁木駅からは再び倶知安方面へ向かいます。

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やってきたのは苫小牧運転所のキハ150形100番台2両編成でした。

基本的に「山線」の普通列車は苗穂運転所のキハ40形やキハ150形0番台が充当されますが、キハ40形では雪深い「山線」ではパワー不足であるため、冬期間は高出力エンジンの2軸駆動であるキハ150形が重宝されます。
そのため、冬期間は苗穂のキハ40形と苫小牧のキハ150形をトレードして、キハ150形の運用数を増やす対策がとられています。

 

そしてこのキハ150形100番台の窓は、このように上下で2分割されています。

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天井もすっきりしています。

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実はキハ150形100番台はJR化後に新製されたJR旅客車両で唯一の非冷房車らしい。
※0番台は冷房付き。

夏場の主戦場は長万部~苫小牧の「海線」なので、窓を開けて海沿いをかっ飛ばすのがまた気持ちいいんですよねぇ~。

 

列車は本日3回目稲穂峠を通過。

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さすがキハ150形2両編成だけあって、苦も無く峠を越えていきました。

 

列車は終点の倶知安駅に到着・・・なのですが、皆さん

倶知安

って読めますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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正解はくっちゃんでした。

北海道民にはおなじみの地名ですが、道外の方には結構な難読地名では?

 

外に出て駅舎をパチリ。

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ここ倶知安町は私の父方の家のルーツで、幼少期には叔母さん夫婦がペンションを営んでおりスキーをしによく遊びに来たりと、私にとっては結構なじみ深い町です。
私が遊びに来ていた時の倶知安駅舎の屋根はオレンジ色でしたが、いつのまにか青色に塗り替えられたようですね。

 

そして当時から「ガラッと変わったもの」がもう一つ。
それは・・・

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利用客の客層です。
倶知安町を含むニセコ地区は、2000年代ころからオーストラリア人、その後は中国人も加わり、日本人よりも外国人に人気のスキーリゾートとして変貌しました。
この日も待合室は見事に外人さんばかりで、飛び交う言葉も英語・中国語・韓国語などなど、日本語を話す人のほうが少ないくらいでした。

人気の理由は「雪質」だそうで、ヨーロッパではアルプスの3000m級の山に行かないとお目にかかれないパウダースノーが、ニセコでは標高数百メートルの麓のレストハウス前に山のように積もっているので、オーストラリア人から言わせると「わざわざアルプスに行く必要が無くなった」そうな。
そんな世界最高レベルの雪質を誇る山でスキーの練習をしていただらけ猫少年は、今にして思えばとても贅沢者だったんですねぇ。

 

そんな外国の様な雰囲気の倶知安駅でも「わがまちご当地入場券」を購入。

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表の柄は羊蹄山をバックに走るキハ150形」でした。

 

次の記事はこちら。

変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 5日目⑤ 「山線」乗り鉄旅 その5

 

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