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DD51とDF200の異種重連 8075レを撮影し終えると、時計は16時45分を回っており、11月中旬の東海地方は日没を迎えるころ。
ですが、あと1時間弱ほどでDD51牽引のコンテナ列車が四日市駅から上ってくるので、初日のシメとして弥富駅で闇鉄をすることにいたしました。
入場券を買って、ホームへ入ります。
ホームに入って早々、思わぬ車両に遭遇。
なんと、現在JR東海に8両しか在籍しない「国鉄時代に製造された車両」のうちの4両である、211系0番台K51編成がナイスタイミングで入線してきたのです!!
ズーム流しで出発をお見送り。
既報の通り、先日JR東海から「315系の新規開発と2021年度からの新製投入」および「211系、213系、311系の置き換え」が発表され、いよいよJR東海から国鉄形車両が完全消滅する日が目前に迫ってきました。
この黄昏の空へ向かって走り去っていく姿が、まさに211系0番台の今の状況と重なるような気がして、今回の遠征で深く印象に残ったショットの1枚となりました。
211系のあとは、練習電を何本か。
313系の第2編成であるB2編成にも遭遇しました。
でもって、いよいよ本番!!
2084レ DD51 1802
強烈なハイビームを食らいピントが惑わされたおかげで、かろうじてお見せできるのはこの2枚だけでございます・・・。
まあ車番はわかるので、及第点と言ったところでしょうか。
これにて本来の目的は達成しましたが、実は弥富駅に来たときから気になっていたことがありました。
それがこちら。
なぜかJRのホームに名鉄の車両が停車しているのです。
跨線橋を渡って車両に近付いてみます。
正真正銘、名鉄の車両でございますね。
実は弥富駅はJR東海と名古屋鉄道の共同使用駅で管理はJR東海が行っており、3本のホームのうち1・2番線がJR東海 関西本線、3番線が名鉄津島線が使用しています。
ですが弥富駅舎の看板には、なぜか名鉄の名の字もないため、予備知識を持たずに訪れた私はホームに入った瞬間、名鉄車両が目に入ってビックリしました (^_^;)
2・3番線ホーム上には、ICカード用の中間改札機が置かれていました。
弥富駅でJRと名鉄をICカードで乗り継ぐ場合は、乗り換え経路を確定させるためこのカードリーダにタッチする必要があります。
これは我が地元にある、JRと京急の共同使用駅である八丁畷駅と同じ運用ですね。
そんなわけでJR東海と名鉄が仲良く共存している・・・と思ったのですが
駅名標をはじめ、構内設備は両社できっちりと財産区分されているようです。
基本的にはJR東海が優勢でして、名鉄所有の設備と言えるのは駅名標と時刻表くらいでした。
ここに乗り入れているのは「名鉄津島線」という路線で、弥富駅と名鉄名古屋本線の須ヶ口駅を結んでいます。
ですが実際は線内完結の列車は少なく、大半が名古屋本線に乗り入れて名古屋駅に直通し、さらに豊明駅や名鉄西尾線の吉良吉田駅まで直通しているようですね。
・・・とドヤ顔で書いていますが、名鉄は全然わかんないので、イマイチ実感がわかないのが残念です。
6800系なる車両の車内も、ちょっと拝見。
今時珍しい、集団離反式の固定クロスシートです。
一見快適そうに思えますが、見るからにシートピッチが路線バス並みの激狭仕様&座席下に暖房があって足も伸ばせないという、ちょっと残念な座席ですね。
と、思わぬ名鉄津島線との出会いも経て、1日目の活動は終了です。
このあとは夜道を走らせて岐阜県大垣市へ向かい、遅い晩御飯を。
本日の晩御飯は、東海地方民御用達?の「スガキヤ」でございます。
ちなみに私は2回目の利用です。
昼飯抜きで撮り鉄していたので、ラーメン&カレー&サラダのセットを発注しガッツリと栄養補給。
なかなか美味しゅうございました。
今宵のお宿は「ルートイン大垣インター」です。
お部屋は普通のシングルルームでした。
ちょっと一杯やりたかったので、ビールで部屋飲みを。
といった感じで、充実した1日目の夜が更けていきました。
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