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前回はロイズタウン駅を探訪しましたが、今回はその駅名の由来となったロイズチョコレートの工場見学をしたいと思います。
工場までは徒歩2~3分で行くこともできますが、駅前から無料のシャトルバスも運行されているようです。
せっかくなのでシャトルバスに乗ってみたいと思います。
このシャトルバスも、ちょっと変わった車両が運用されています。
社会実験も兼ねて自動運転バスが用いられています。
車内はこんな感じ。
ロープウェーやゴンドラリフトみたいな感じですね。
自動運転車のため通常のバスみたいな運転席はありませんが、これで手動操作や監視ができるそうな。
コントローラーはXbox?のやつだそうで、曲がりなりにも公道を走るバスとは思えない簡素な造りですね。
そんな自動運転バスに乗って工場に到着。
初めて来たんですが、なかなかお洒落な工場ですねぇ~。
さすが北海道を代表するチョコレート工場といったところでしょうか。
こういった工場ではお馴染みの生産ラインの見学コーナーも、やけにお洒落ですね(笑)
せっかくなのでチョコレートの生産ラインを見てみることに。
まずはチョコレートを流し込む型を準備。
チョコレートが固まらないように、型を温めているそうです。
そしてチョコレートを注入。
チョコレートを注入したあと振動を与えて、均等に伸ばします。
手前で円形になっているチョコレートが、奥へ進むほど四角く平らになっているのが分かります。
こんな風に型へはめ込んでいるのですね。
綺麗に流し込んだチョコレートを冷却して固めます。
ゲーミングPCみたく青く光っているのは演出だと思いますが(笑)、ベルトコンベアを円筒状かつ段々状することで省スペース化を図っているそうな。
くるくる回るチョコレートは見ていて面白かったです。
冷えて固まったチョコレートを取り出すため、型に「ひねり」を加えます。
製氷皿から氷を取り出すとき、皿を捻って氷を剥がすのと同じ原理ですね。
型から剥がしたチョコレートを、ロボットアームで取り出します。
いちいち取り外したチョコレートをこっちに見せてくれるのは、見学者向けのサービスでしょうか(笑)。
チョコレートを1枚ずつ袋詰めして製品検査。
レントゲンみたいな写真を高速で撮影し、割れなどを判定しているようですが、失敗した製品はほとんど無かったです。
そうして完成した製品を箱詰めして終了です。
普段何気なく食べているチョコレートですが、こうして生産ラインを見るとなかなか見ごたえがありました。
そのほか工場直売のお土産コーナー。
さらにはこんなものも。
ミルクチョコレートに使用するジャージーミルクを使ったソフトクリームと、チョコレートドリンクが売っていました。
午前中だったためさすがにソフトクリームの気分ではなかったので、チョコレートドリンクをいただくことに。
濃厚でかなり美味しかったです。
とまあ工場見学はこの程度でしたが、工場の向かい側にある駐車場では、なにやらイベントが行われていました。
クラシックカーを集めた「クラシックカーフェス」というイベントでした。
実はこのイベントをやっていたのは全くの偶然で、やけにロイズタウン駅の利用客が多いなと思っていたのですが、どうやらこのイベント目当ての来場客がいたためだったようですね。
あまり車には興味ないのですが、せっかくなので見物することに。
なんでもロイズの社長さんは大のカーマニアとして有名だそうで、所有台数はなんと300台以上もあるらしく、ここで展示されているのもそんなコレクションの一部だそうです。
自分も廃車になったロクヨンセンやDD51なんかを引き取って、こんな道楽をしてみたいですな(笑)。
さらにFM北海道とコラボしたライブ。
あとは出店なんかも出展しており、小腹が空いたのでフランクフルトで脂分補給。
またJR利用者にはガラポン抽選会も。
参加賞としてチョコレートを1枚いただきました。
といった感じでロイズタウン探訪はこれにて終了。
思いがけずイベントにも参加できて、なかなか楽しめた新駅探訪でした。
次なる場所へ向けて移動するため、ロイズタウン駅から列車に乗り込みます。
今回は札幌駅まで行かず、途中の百合が原駅で下車しました。
ちょうど昼時だったので、近くのラーメン屋でランチタイム。
つけ麺とチャーシュー丼的なものを発注。
さっぱりしてなかなか美味かったです。
ここ数回は探訪シリーズが続いておりましたが、このあとはガラッと趣向を変えまして、前々から気になっていたスポットを初訪問いたします。