10月14日は鉄道の日です。
鉄道の日に合わせ各地で鉄道イベントが催されておりますが、私はこの時期恒例のJR東日本 長野総合車両センター公開イベント「JR長野 鉄道フェスタ」に参加してきました。
というわけで、その様子を軽くレポートします。
まず向かったのが鉄道部品販売のコーナー。
基本的にこれ目当てに来たようなものなので、はっきりいって部品以外は「オマケ」です。
まずは即売品から。
廃車部品は、高崎107系が中心でした。
箱に入っているのは、側面方向幕の機械単品(幕は無い)とメーターパネル。
手前の方向幕は形式不明。
運転台の小物類と駅の備品類。
その他小物類。
腕時計、懐中時計、107系車番プレート、号車札、号車枠、寝台カーテン、改札挟など。
そして今回の目玉?
キハ110系の座席です。
でも販売側では発送手続きを受け付けないので、自力で持ち帰り可能な人限定という制約付き。
来る前からわかっていましたが、全体的にしょっぱい品揃えです。
しかも自分の購入順は200番弱・・・。
いったい何が買えるんだろうと思いながら順番を待ちます。
で、購入したのがこちら。
懐中時計です。
一見普通の懐中時計なのですが、ムーブメントが一般的な「クオーツ式」ではなく「手巻き式」のもの。
10個くらい残っていた懐中時計のうち、1個だけ手巻き式が残っていたので迷わず購入。
ただ、ガラスが割れているのが残念です・・・。
竜頭を回してみると「チチチチチ・・・」と機械式独特の小気味よい音がして、ちゃんと動作してくれました。
精度やゼンマイを巻く手間など「実用品」としての観点ではクオーツ式のほうが上ですが、「嗜好品」として考えればやはり機械式のほうが良いです。
長野くんだりまで来て買うものか?という疑問を除けば、良い買い物でした。
続いて入札品。
今さらながら、元カシオペア機のEF81 99の前面ナンバープレートが登場。
これが今回で一番のサプライズだったかも。
まあ、出品されても自分が買える値段じゃないですが・・・。
信越リレーの幕に札を入れましたが、それほど惜しくも無く落札できず。
部品コーナーを後にし、工場内を回ります。
まずは車両展示コーナーから。
今年はしなの鉄道開業20周年ということで、しなの鉄道の115系が登場。
でも、共演相手が訓練車と入換動車という謎の取り合わせ。
続いては展示というより「晒しあげ」の車両たち。
253系は鉄道博物館入り候補車両という噂もありますが、相変わらずの放置プレーで順調に朽ち果てて行ってます・・・。
400系は鉄道博物館入りが決まりましたが、253系の行く末はどうなるのでしょうか。
その向かいにあるのが、隠れた長野工場名物(と勝手に思っている)の物体。
115系長野色のカットモデル・・・
と思わせて、実は「113系長野色風」のカットモデルです。
115系のカットモデルが欲しかったけど、これを作るときは115系の廃車が無かったから幕張113系を長野風に改造したようです。
運転台部品もそのまま残っています。
方向幕の対照表も現役自体の幕張区仕様のまま。
続いて工場内へ。
クモユニ143-3。
毎年ここに展示されている、いわば主です。
ちなみにこいつは
床下見学のためにここに置かれています。
その奥には
フリーザ様がいました。
反対側に回ってみると
なんとさらに奥に「ゆう」が置かれており、485系のジョイフルトレインの共演。
先日さよなら運転をした「いろどり」
この長野公開でも、毎年休憩車として活躍していました。
いろどり最大の特徴である、液晶ディスプレイ式のヘッドマーク。
引退運転には参加できなかったので、最後に撮影できてよかったです。
その他の工場エリアにゲスト?が
えちごトキめき鉄道のET122系(ほくほく線との提携ラッピング車)が入場していました。
鉄道以外のゲストも。
ジェイアールバス関東の国鉄風味のバスが展示されていました。
といった感じで一通り回って撤収。
長野駅へ向かうと、そこでも鉄道の日関連のイベントが行われていました。
噂の新幹線ラッピングが施されてたレンタカーも展示されていました。
ここで遅めの昼食。
信州東北ローカル線の旅で入れなかったラーメン屋へ。
今回は時間に余裕があったので並ぶことに。
味噌チャーシューメンを発注しました。
本当は翌日の天気が良ければ長野に一泊し、しなの鉄道の復刻115系を撮り鉄しようと思ったのですが、どうも天気が良くなさそうなのでラーメンを食べた後は寄り道せずに帰宅。
旅費を安く上げるために、新幹線ではなく高速バスを使いました。
新幹線より時間はかかるけど、土曜日の昼の上りはガラガラのため意外と快適なので、毎年帰りはバスを使ってます。
以上、「JR長野 鉄道フェスタ」のレポートでした。
2018年のレポートはこちら。