先日の週末は天気に恵まれた川崎鶴見界隈。
いつもであれば貨物列車撮影・・・というところですが、先週末は
旅客列車強化週間
と勝手に制定し、遠征以外では珍しく貨物列車はパスして旅客列車を撮り鉄することにしました。
今回の記事では、土曜日(2/17)の成果をアップします。
本日のターゲットは、数年後にE257系へ置き換えが予想される185系です。
とはいえ、185系自体は貨物列車のついでに何回撮影したか見当もつかないほど撮影しており、私にとっては「いまさらな被写体」であります。
しかし今回は「地元なんだけど1回も行ったことが無い有名撮影地」にふと行ってみたくなったという撮影地ありきな撮り鉄活動のため、置き換え前の記録がてら185系を撮ろうじゃないかとなったわけです。
そんなわけで、やってきたのは東神奈川駅。
東神奈川駅は横浜線との乗り換え利用はしていますが、下車したのは数年ぶり。
東神奈川駅から川崎方面へ、線路沿いに約10分ほど歩いて撮影地に到着。
グーグルマップより
やってきたのは、新子安~東神奈川間にある東海道線下りの撮影地です。
場所的には東神奈川駅の北側にある国道1号線の分岐点の根元あたりで、東神奈川駅のほか、京急の神奈川新町駅からもアクセスできます。
ここでどんな写真が撮れるかというと、こんな写真です。
東海道線の下り列車を、カーブで首をひねり始めるところを午後順光で撮影できます。
この構図の写真を、ネットや雑誌で見たことがあるという方も多いのでは。
そんな有名撮影地が自宅近くにありながら、訪れたのは今回が初めて。
何で来たことが無かったのかというと、理由は単純明快。
「ここは貨物列車が走らないから」
それだけです(笑)。
この撮影地の真横をバイクで幾度となく通過しており、撮り鉄さんが撮影に勤しんでいるところを何度か目撃していたので、立ち位置の把握は比較的容易でした。
しかし、立ち位置からは横須賀線と東海道線上りを交わして撮影するため、列車内から「架線柱を抜くのが大変だなろうなぁ」と覚悟はしていたのですが・・・
案の定、結構大変でした。
もう1つ奥のスパンからも抜けますが、いずれにせよ綺麗に撮影できる位置は限られているので、見た目以上に定員は少ないです。
しかも、一番手前の架線柱を見ていただくとわかると思いますが、この一帯では架線柱の更新工事の真っ最中で、古い架線柱と新しい架線柱が混在して立っているため余計に抜きずらい状況でした。
ただ、更新工事が終了し前後の架線柱が撤去されたらまた変わるでしょうね。
撮影地の紹介も終わったところで、早速撮影開始。
2本目は10両編成のE233系。
15両編成はカツカツですが、10両編成だと余裕があります。
ちなみに今回使用した機材はCanon7DMarkⅡとEF100-400mmLⅡですが、400mmでも若干足りなかったので、今回掲載している写真はすべて若干トリミングしています。
APS-Cでもこんな状況なので、フルサイズカメラだと超望遠の大砲レンズかテレコンが必須と思われます。
これ以降はダイジェストで紹介。
3007M スーパービュー踊り子7号
本日のメイン。
8037M 踊り子117号
残念ながら本番は曇ってしましました。
がしかし、この撮影地に関しては単純に晴れたらいいかというとそうでもなく、超望遠で撮影するが故に晴れると陽炎の影響を受けやすいのです。
この日は基本的に晴れていたのですが風がほとんどなかったので、晴れカットは陽炎の影響でモヤモヤな写真になってしまいました。
なので、「晴れていて」かつ「風のある日」じゃないといい写真は撮れません。
といった感じで、なんだか消化不良のままこの日の撮影は終了となりました。
ただ、今回のおかげで勝手は掴んだので、条件が良い日に再訪しようと思います。
再訪した記事がこちら。