川崎鶴見鉄道録

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最後の活躍を見せる785系を撮る

前の記事はこちら。

 

廃止間近の夕張支線を訪問した後は、撮り鉄活動へシフト。
今回狙うのは、こちらも引退の噂が出ている785系です。

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785系は、北海道第1,2都市である札幌~旭川間を結ぶ特急「スーパーホワイトアロー」用の車両として、1990年にデビューしたJR北海道初の特急車両です。

785系を使用した「スーパーホワイトアロー」および後継の「スーパーカムイ」は、最高速度130km/hで札幌~旭川を1時間20分で走破し、表定速度は102.6km/hと在来線特急ではトップクラスの俊足特急として活躍していました。

しかし「スーパー白鳥」として活躍していた789系0番台が、北海道新幹線開業により道央特急へ転用となり、2017年3月に老朽化が進んだ785系を置き換えました。

 

ところが、785系が7編成あるのに対し789系0番台は6編成しかなく、単純に置き換えると1編成不足します。

さらに785系と789系1000番台が5両編成で共通運用を組んでいたことに対し、789系0番台は6両編成であることから共通運用が組めず、予備編成も別に必要になることから必要編成はさらに1編成増えてしまうという結果に。

 

そんなわけで、789系0番台の転属だけでは785系を完全に置き換えることができなかったので、2019年1月現在でも785系は2編成だけ「すずらん」で限定運用されています。

今回はそんな「785系の最後の姿」新札幌駅で撮影することにします。

 

まずは練習電を撮影。

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いつのまにやら、札幌圏のローカル列車は733系が主役になりましたね。

下の写真のB3108-3208編成は、2018年度に増備されたばかりの車両で、前照灯がシールドビームからLED式へ変更されるなど、微妙に仕様変更がなされています。

 

でもって今回のメインが登場。

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1008M「すずらん8号」 785系 NE-501編成

 

現在残っている785系は「NE-501編成」「NE-502編成」の2本のみです。

785系の編成番号は0番台と500番台の2種類あり、500番台は2003年に施行された「uシート」用車両組み込みによる5両編成化以前は、付属編成扱いだった車両群で組成されている編成となります。

 

製造タイミングは基本・付属編成ともほぼ同じですが、付属編成のほうが走行距離が短かったため、付属編成が残されたと言われております。

基本編成に比べ地味な存在だったはずの付属編成ですが、結果的にそのおかげで生き長らえたとは、運命というのは分からないものですね。

 

ちなみにこの785系は、以前2018年度末に引退予定と発表されておりました。

しかしながら、789系1000番台の増備再開の話も無ければ、今年3月改正で電車特急の運用縮小も無いようなので、もうしばらくは走り続けそうな気がしますね。

 

無事に年度を越し、次の帰省シーズンまで残ってくれれば再開できますが、果たしてどうなることやら・・・。

いずれにせよ、今が最後の活躍であることは間違いないので、機会が巡ってくればまた記録したいものです。