川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

「ハローキティ新幹線」を撮る! 梅雨の関西撮り鉄遠征④

前の記事はこちら。

 

加古川線での撮り鉄を終えて、次なる撮影地へ移動。

今回は、当ブログ初となる新幹線ネタをお届けします。

 

そんな記念すべき、初めての新幹線撮影の主題はこちらです。

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JR西日本 ホームページより

現在、JR西日本とサンリオの「ハローキティ」のコラボキャンペーンの一環で運転されている、その名もハローキティ新幹線」でございます。

山陽新幹線で運用されている500系に、ハローキティのイメージカラーであるピンクを基調とした特別ラッピングを施したもので、「こだま730号」および「こだま741号」に集中投入され、博多~新大阪をほぼ毎日1往復しています。

 

とまあ、なかなか面白いコラボなのですが、実は数年前にも似たようなコラボキャンペーンがありました。

それは、2015年から2018年にかけて実施されていた、人気アニメ新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボである「500 TYPE EVA」という車両です。

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2枚とも2016年秋撮影

こちらもキャンペーンでも、500系1編成にエヴァンゲリオン風のラッピングを施し、毎日特定の「こだま」に充当して、博多~新大阪間を毎日1往復していました。

つまり、今回の「ハローキティ新幹線」の先鞭といえるキャンペーンと言えます。

 

ぶっちゃけ、私は「エヴァンゲリオン」も「ハローキティ」も、それほど興味があるわけでもないです (^_^;)

ただ、キャンペーンの内容と車両のラッピングが面白そうなのと、500 TYPE EVA」を撮影していたので「ハローキティ新幹線」も撮っておくか、というラフな気持ちで今回狙ってみることにしました。

 

というわけで、今回は山陽新幹線加古川橋梁で撮影。

新幹線の撮影は何年かぶりなので、入念に練習電をして体を慣らします。

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9580A「ひかり580号」

加古川橋梁に到着したあたりで、良い具合に晴れ間が出てきました。

高速シャッターを切る必要がある新幹線撮影では、日が出ていることは大事ですね。

 

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464A「ひかり464号」

 

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600A「みずほ600号」

いつのまにか、山陽新幹線N700系ばかりになりましたねぇ。

撮り鉄してみて、改めて認識させられた気分です。

 

そんななか、今回「ハローキティ新幹線」と同じくらい撮っておきたかった車両がこちらです。

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6154A「のぞみ154号」

いまや狙わないと撮れない存在になった「普通の700系のぞみ」です。

実はこの「のぞみ154号」でさえ、時刻表上では「N700系で運転する日があります」という条件付きの列車だったりするので、いかに700系16両編成の活躍の場が狭まっているかが分かります。

 

700系に関しては、JR東海が2019年度での運用終了を発表済みで、JR西日本は16両編成および元「ひかりレールスター」用8両編成の運用終了には言及していません。

しかし、東海道新幹線は2020年春のダイヤ改正全列車285km/h化=全列車N700系A化されると発表されているので、東海道新幹線からは700系が撤退することが決まっており、JR西日本の700系の運用にも影響が出ることは必至な情勢です。

 

残るJR西日本の700系は、東海道新幹線にも九州新幹線にも乗り入れないことから、山陽新幹線での限定運用となりますが、「こだま」用の8両編成はともかく、16両編成は使い道がほとんど無くなってしまいます。

なぜなら、16両編成を使用する列車の大半は「のぞみ」か「東海道新幹線直通のひかり」であるため、「山陽新幹線区間のみで完結する16両編成の列車」というのは、早朝の下り列車か夜間の上り列車という、東海道新幹線と直通できない時間帯にしか存在しないのです。

しばらくは、東海道区間でも臨時限定で700系の登板もあり得るかもしれませんが、私はあっさり淘汰されそうな予感がしているので、今回「16両編成の700系」の姿を納めておきたかったのです。

 

無事に前座を撮影し、いよいよ本番。

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730A「こだま730号」HelloKitty Shinkansen

直前まで暑いくらいだったのに、肝心の本番だけ曇っちゃいました (^_^;)

相変わらず、太陽に嫌われている自分を恨めしく思いますねぇ・・・。

 

博多方先頭車の1号車は、窓が塞がれています。

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1号車は「HELLO! PLAZA」という展示スペースになっているそうです。

 

しかし、どっちかというと「カッコいい」寄りの500系に、「かわいい」寄りのハローキティがペイントされるというのも、なかなか似合っていますね。

500 TYPE EVA」とは、ちょっと違う魅力があると思います。

 

以上で山陽新幹線撮り鉄は終了です。

ハローキティ新幹線」は、機会があればもう一度撮りたいですね。

 

このあとは車を走らせ、播但線寺前駅付近に移動。

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ちょうどお昼時だったので、駅前の食堂で昼飯タイム。

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「銀の馬車道ラーメン」なる、名物メニューという一品を発注。

寺前駅がある神河町は柚子の産地だそうで、このラーメンにも柚子の皮がトッピングされており、さらになるとに隠れていますが、馬肉の甘露煮もちょこっと乗っています。

お値段は730円で、普通においしいラーメンでした。

 

食後は駅前の観光案内所兼物産館を物色。

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「カーミン」なるウサギっぽいマスコットがお出迎えしていますが、ウサギじゃなくてハート形の森の妖精だそうです。

・・・どっからどう見てもウサギにしか見えないのは、私の内面が邪心に満ちているからでしょうか?

 

地元産のにんじんを使ったジュースがあったので、デザート代わりに購入。

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「京くれない」という品種のにんじんを100%使用しており、まるごとミキサーにかけたみたいな繊維質たっぷりのジュースでした。

にんじんの甘みが存分に出ており、結構おいしかったです。

 

次回から「午後の部」が始まります。