本日は横浜市のランドマークタワーで、毎年恒例の「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」が開催されました。
私も参加してきたので、今回はそのレポートをお届けします。
いつものごとく、当ブログでは模型だけでなく鉄道部品の発売情報などを交える独自視点(?)で、レポートをお届けしたいと思います。
まずは会場入り口の物販ブースを冷かします。
相変わらずすごい人出ですねぇ~。
グッズ類には興味無いので、鉄道部品関連を物色。
まずは東京メトロブース。
いつも通りの小物が並んでいました。
続いて東急ブース。
「なんだこれ?」と思ったら「ドアの横についている握り棒」だそうで、早い時間にはつり革もあったそうです。
13時半頃ということもあったのか、部品類は大したもんは無く収穫はありませんでした。
続いてはメインとなる、各メーカーの製品展示ブースへ。
ここでも、個人的に気になった製品をピックアップしてご紹介します。
まずはTOMIXブースからチェックします。
個人的に一番気になっていたのが、こちらの製品。
先日製品化が発表された、ヤマト運輸用UV51Aコンテナの「宅急便」仕様です。
TOMIXのヤマト運輸コンテナでは、2017年に「ネコロジー」仕様が製品化済みですが、いよいよ本命が登場と言ったところで、私だけではなく多くの貨物鉄が心待ちにしていたことでしょう。
ちょっと黄色が薄くて緑がかっている印象でしたが、本製品がどんな出来となるか期待したいところです。
コンテナ関連ではもう一種。
流通大手のイオンと、花王・サントリー・ネスレの共同デザインのU48Aコンテナが、3個入りで発売されるそうな。
長大コンテナ列車を組んだとき、1個乗せると良いアクセントになりそうですね。
それと北海道がらみの製品もチェック。
キハ183系「特急とかち」のBセットのうち、新規設計となる回送用中間運転台を備えたキハ182-100と、ボウズことキハ183-100の試作品が展示されていました。
このセットは、私の中学・高校時代の「とかち」の構成で個人的にはドンピシャなセットなので、買おうか悩ましいところです。
続いてKATOブースへ。
今回来場した目的といっても過言じゃないものが、こちらの試作品。
4月発売予定の789系1000番台です。
一番撮影しやすい場所に配置してくれました。
大半は無塗装でしたが、「uシート」のモハ789-2000だけは塗装が施されていました。
ちょっとステンレス塗装がザラついているのと、緑色の帯がちょっと細い&暗い印象ですかね。
ここで参考資料として、今回のモデルとなったHL-1004編成の実車の写真を。
造形は良さげですが、やっぱり塗装の色合いが気になるので、今後の続報を待ちたいところですね。
789系の次に気になったのがこれ。
米タン仕様のタキ1000が展示されていました。
米タンのタキ1000は、数年前にTOMIXが発売済みですので、正直遅きに失した感がありますが、重要なのは今回タキ1000がリニューアルされたということ。
KATOのタキ1000はTOMIXのそれと比べ、ちょっと前時代的な仕様で1段劣る印象でしたが、リニューアルによってハシゴが上下で塗り分けられるなど品質が向上。
この米タン仕様は買う気はありませんが、通常のJOT仕様が出たら購入して比較レビューをしたいと思います。
続いてはグリーンマックスブース。
新製品というわけではないですが、京急の製品がズラリ。
京急だけで、こんなに製品化されているんですね。
しかし2両で14,000円とは、結構いいお値段ですね・・・。
続いては新製品告知のポスターコーナー。
まずはTOMIXから。
やっぱり、試作品でも取り上げたこの3種が気になりますね。
逆にいうと、これ以外の製品はあまり琴線に触れなかったので、この先TOMIXはあまり買わなそうですね。
といいつつ、地味に気になっているのがHOゲージのこれ。
なんとHOゲージで、「快速海峡」の50系客車とED79が新発売となるようです。
ED79はNゲージでも製品化済みですが、50系のほうはまだ無いようなので、Nゲージに展開されれば欲しいですねぇ。
もう一つ、好奇心をあおる告知が。
「トミックスの205系 設計進行中!!」という、謎の告知が張り出されていました。
今回初めて知ったのですが、TOMIXは205系を製品化したことがないそうで、初の製品化に向けて準備を進めているそうな。
CGを見る限り、結構期待できそうな出来ではないでしょうか。
続いてKATOのポスター。
789系1000番台とDE10は購入を検討中ですが、DE10はすでに発売延期をかまされております・・・。
KATOで気になっているのが、この製品です。
かれこれ10数年前に発売されて以来、一度も再生産がかかっていなかった「特急つばめ青大将」の再生産が決定したのです。
ポスター的には小さな扱いですが、上述の経緯もあり中古市場でプレミア価格で取引されている製品なので、今回の再生産はネット上で大きな話題となりました。
で、なんで私も食いついたかというと、その10数年前の発売当時に基本セットだけ購入していたからです。
10数年前の発売当時は、7両基本セット+ナロ10単品+スハ44単品という構成でしたが、当時中学生?だった私はお金がなくて基本セットしか買えず、しかも再生産も行われなかったため、長年フル編成を組めずにおりました。
しかし今回、単品売りだった部分が8両増結セットとして発売されることで、10数年越しにフル編成が組めることになったのです!!
ちなみに、この製品に含まれるオシ17-1にはエラーがあるのですが、その辺も含めてKATOの人に聞いたところ
・オシ17-1のエラーは修正するが、それ以外は基本的に仕様変更なし
・EF58は電球色LED化
だそうです。
つまり、私のように基本セットだけ持っている人は、増結セットとオシ17-1のボディだけ買えば良さげですね。
あとは貨物関連でもうひとつ。
名古屋地区の名物貨物列車「赤ホキ」と、その牽引機の愛知区EF64-1000とDD51-800が再生産されるようです。
赤ホキは前回買えなかったので、ちょっとほしいなぁ・・・。
というわけで、KATOに関しては散財に気をつけなければなさそうですね。
最後は各社の運転レイアウトですが、こちらはいつも通りの内容だったのでざっくりとご紹介。
まずはTOMIXのレイアウト。
「四季島」と「トワイライトエクスプレス瑞風」の東西豪華クルーズトレインの競演。
「カンガルーライナーSS60」も走っていました。
続いてKATOブース。
ここでも「トワイライトエクスプレス瑞風」が走っていました。
こちらはHOゲージのカツミブース。
ステージでは、江ノ電と湘南モノレールのキャラクターとの撮影会もありました。
とまあ、今年の様子はこんな感じでした。
このイベントは明日も開催されておりますので、ご興味のある方は入場無料なので訪れてみてください。
以上「ヨコハマ鉄道模型フェスタ 2020」のレポートでした。
過去のレポート記事はこちら。