川崎鶴見鉄道録

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札幌駅11番線ホーム探訪 2023夏 北海道遠征⑩

前の記事はこちら。

 

桑園駅から学園都市線に乗って、札幌駅へと移動します。

札幌駅で乗り換え・・・と思わせておいて、実はこの11番線ホームこそが今回の目的地でございます。

 

JR札幌駅のホームは、もともと1~10番線までの5面10線構造でしたが、さらにその北側に「11番線」と呼ばれる留置線が存在していました。

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この11番線が、北海道新幹線用ホーム建設工事がらみで、旅客ホームを追加する改良工事が行われました。

併用開始は2022年10月でしたが、実際に利用したのは今回が初めてだったので、ちょっと見物することにいたします。

 

まずはホームの端を見物。

札幌駅のホームは番線ごとに長さがまちまちなものの、大方は10両編成くらいまで対応可能ですが、11番線ホームは6両分しか設けられていません。

このホームは主に学園都市線札沼線)の普通列車が使用する運用だそうで、札幌圏の普通列車の最長両数である6両分だけあればよい、という判断でしょうか。

 

線路はほかの番線がスラブ軌道なのに対し、11番線は合成枕木が敷かれています。

もともとはバラスト軌道だったはずですが、省力化のため敷設しなおした感じでしょうか。

 

そしてほかのホームでは、北海道新幹線絡みの工事が絶賛施行中です。

もともと計画では1・2番線ホームを新幹線用に転用するはずでしたが、現駅舎の苗穂方にずらして設置されることになったので、新幹線駅舎と直結する連絡通路をホーム上に造るそうな。

高架線路の上にさらに跨線橋を増設するというのも、なかなか珍しい構造になるんじゃないでしょうか?

 

続いてホーム上を見てみます。

もともとあったガラス製の外壁を剥がしてホームを増設したので、屋根や壁は後付け感のある構造になっています。

屋根はともかく、壁はいずれ綺麗になるのでしょうかね?

 

駅名標をパチリ。

柱には駅名標が付けられていますが、さすがにホーロー製ではなくプラ製で、広告はサッポロクラシック仕様になっていました。

 

サッポロビールと並んで札幌駅の広告としてお馴染みの「白い恋人」の広告も付いていました。

こちらは他のホームと同じデザインでした。

 

こちらも札幌駅名物?なドア上の乗車口案内板も健在。



定期運用では普通列車のみ入線するらしいですが、ダイヤ乱れに備えてか快速エアポートや電車特急用の板も取り付けられていました。

 

発車標はほかの番線と同じ仕様でした。

 

続いて階段を下りてコンコース階へ。

かつては10番線のりばの奥に壁があったはずですが、それをぶち抜いて11番線用のコンコースが出来ました。

ここはに東西コンコースを繋ぐ連絡通路がありましたが、11番線用コンコースに転用されたため通路が無くなったのは地味に不便ですね。

 

コンコース階もホーム階と同様に仮設っぽい感じで、置いてあるものも自動販売機やコインロッカーなど、簡単に移設可能なものばかりです。

ここも新幹線開業までに綺麗にしていくのでしょうか?

 

といった感じで、札幌駅に新しくできた11番線ホームを見物してみました。

見物してから約1年が経過したものの、これ以来11番線には行ってないのですが、工事が進んでいたりするのでしょうかね?

次に行くとしたら年末の帰省時でしょうが、覚えていたら変化点などを見てみたいと思います。

 

このあとは、2日目のメインの場所へと向かいます。