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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目⑨ 快速しもきたで大湊線を行く
折り返し列車までの時間を使って、大湊駅を散策します。
まずは駅舎をパチリ。
実は私、9年前にも大湊駅を訪れております。
前回の記事で「未乗線」とか「完乗達成」という単語が出てこないのは、そのときに大湊線は完乗していたためです。
ちなみに9年前(2008年5月)の大湊駅舎はこちら。
外観はガラッと変わりましたが基本的な造形は変わっていないため、リフォームされたようですね。
9年前は典型的な「ローカル線の拠点駅」という味わいでしたが、今はすっかりと垢抜けております。
なんとなく寂しい気分になるのは気のせいでしょうか・・・。
続いて駅名標。
2017年8月
2008年5月
駅名標も八戸線同様、大湊線全体でデザイン性の高いものに交換されております。
一方で、こちらは2008年当時から現役のようです。
そんな感じで感傷に浸っていると、折り返し列車の出発時刻となりました。
43本目 大湊線 736D 野辺地行き 大湊(17:01)⇒野辺地(18:02)
車両はここまで乗ってきたものと同じ、キハ100系2両編成。
来るときは快速でしたが、折り返しは普通列車です。
列車は定刻に大湊駅を発車。
往路とは違い、1ボックス1組程度の乗車率でした。
17時を回り、車窓はすっかり夕暮れとなりました。
西の空には、雲が広がってきました。
陸奥横浜駅に到着。
ここで対向列車と交換をしました。
そして列車は、大湊線随一のビュースポットへ差し掛かります。
晴れていたら夕陽がばっちり見えたはずなんですが、残念ながら雲の中です。
今回、すでに乗車済みながら行程に大湊線を組みこんだのは、ここで夕日が見たかったからだったんですが、目的は果たせませんでした・・・。
今度近くに来たときはリベンジをしたいです。
列車は終点の1つ手前の北野辺地駅に到着。
別に何ともない普通の無人駅なのですが、交換するわけでもなく長いこと停車。
しばらくすると、予想外の車内放送が
「間違えて1つ手前の有戸駅を通過してしまいました。降りる予定だった方は運転士まで申し出てください。」
なんと、本来停車するはずの「有戸駅」をすっ飛ばしてしまったようです。
誤通過のニュースはよく聞きますが、まさか自分が乗車した列車でそのようなことが起きるとは・・・。
もちろん、こんなことは初めての経験でした。
結局、この列車の乗客の中には有戸駅で降りる人がいなかったためそのまま運転続行。
遅延騒動のおかげで、5分遅れで終点の野辺地駅に到着。
目的の夕陽は見れませんでしたが、貴重な体験をすることができました。
43本目 大湊線 736D 大湊⇒野辺地
乗車時間:1時間6分(5分遅れ)
移動距離:58.4km
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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目⑪ 黄昏の青い森鉄道を行く