三連休最終日となりました昨日の神奈川界隈は、台風一過の晴天から一転し、生憎の雨模様でした。
というわけでインドア活動を決め込むことにしたので、レビューしたばかりのKATO「はまなす」と「ED79」を、両方まとめて整備することにしました。
最初は、手のかかりそうなED79から着手。
まずは素っ気ない屋根上機器に色挿しをするため、パンタグラフと特高線を外します。
今回はこちらの塗料を使用。
ED79の碍子は、塩害対策用の緑色のグリスが塗られていますが、緑塗料をそのまま塗ると濃すぎるので、白を混ぜて少し薄めることにします。
特高線部分は銅線なので、いつもどおりタミヤのX-26を塗ります。
そんなに複雑な造形ではないので、さくっと塗装完了。
塗装を乾かしている間に、付属品の取り付けへ。
といっても付属品は、ナンバープレート・カプラー・ヘッドマークしかありません。
ナンバーは1・6・9・11号機が付いてきます。
ED79を狙った写真を見返すと、どうやら4機とも現役時代は縁が無かったようので、1番車両を合わせやすいであろう、最も廃車時期が遅かった9号機を選択しました。
ちなみに、各車の廃車時期は以下の通りです。
1号機:2008年度
6号機:2003年度
9号機:2015年度
11号機:2013年度
なので細かいことを言うと、ED79牽引列車の筆頭格である「北斗星」も、2008年以降のJR北・東の混結編成と、6号機は同時に存在したことがありません。
付属品とは別に、銀河モデルの区名札シールも貼ります。
JR北海道のED79は、2002年6月までは青函運転所に所属していましたが、2002年7月からは函館運転所 青函派出所に組織変更され、区名札もそれに合わせ
2002年6月まで:青函
2002年7月から:函
と、年代によって装着していた区名札が異なります。
幸いどちらも収録されていたので、今回は「函」を貼り付けておきました。
カプラーをナックルに交換し、ついでにヘッドマークを付けて完成したのがこちら。
実物の碍子はもっと濃いめの蛍光色っぽい色彩なのですが、普通の塗料で蛍光色は再現できないようなので、黄緑っぽくなっちゃいましたかね。
今度緑色の碍子を塗るときは、蛍光グリーンの塗料を購入して試したいと思います。
あと手を入れたい箇所は
・ジャンパ管の取り付け
・製造銘鈑の取り付け
・テールライトの改善
ですが、今回は材料が無いので宿題として残しておきます。
続いては客車のほうへ。
こちらは元々の出来が良いのであまり手を入れず、座席車用クーラーのスミ入れだけ行うことにしました。
全部で34個もあったので、屋根から引っ剥がすのも地味に大変でした (^_^;)
ちなみにクーラーはパッと見全部同じに見えて、右下4つのカーペット車用(オハ14 515)だけ微妙に形状が違うので、戻すときに混在しないようご注意を。
塗料を換装させた後、一応それぞれのクーラーで効果を確認してみます。
上:スミ入れ前 下:スミ入れ後
上:スミ入れ前 下:スミ入れ後
カーペット車用はそれなりに効果がありますが、それ以外のやつはパッと見分かんないので、自己満足の域のような気がします (^_^;)
あとは緩急車の車端部に、付属品を取り付け。
編成の端になるスハネフ14とスハフ14 502は、床下パーツ取り付けとナックル化。
スハフ14のジャンパ管は、ホース部分まで成形色丸出しのブルーだったので、黒色のマッキーで色挿ししておきました。
いつもだとドアやルーバーにスミ入れをしますが、今回は車体が暗色のため労力に見合った効果がなさそうなので、見送ることにしました。
といった感じで、今回の整備は終了です。
ED79はまだ手を入れたい点があるので、機を見て再整備したいですね。