川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

小入川橋梁と不思議な岩 2019北東北撮り鉄遠征⑪

前の記事はこちら。

 

青森県深浦町を後にし、県境を越えて秋田県八峰町へ。

やってきたのは岩舘駅~あきた白神駅にある、五能線の超有名撮影地である小入川橋梁です。

f:id:kawaturu:20191015230341j:plain

山間を走ってきた五能線が、小入川が造りだした窪地を超えるために架けられたのが、この小入川橋梁です。

その規模とすっきりとした外観から、五能線有数の撮影地として知られています。

 

有名撮影地だけあり、先人たちにより様々なアングルが開拓されていますが、この日はすっきりした青空が広がっていたので、足元から狙ってみることに。

そんなわけで足元付近をウロウロしていると、なにやら看板を発見。

f:id:kawaturu:20191015231442j:plain

f:id:kawaturu:20191015231614j:plain

この付近は「八峰白神ジオパーク」のジオサイトの1つに指定されており、珍しい岩があるそうな。

 

こちらが「立岩」というもの。

f:id:kawaturu:20191015231806j:plain

砂浜の上に、この岩だけがぽつんとそびえ立っています。

 

海岸の岩場には「オカムイ岩」という、奇妙な形をした岩が転がっていました。

f:id:kawaturu:20191015232057j:plain

なんだか、2頭の恐竜が頭を並べているようにも見えますね。

 

これらの岩は、太古の昔に日本海が形成されたとき、海底火山の活動によって生み出されたものと推測されているそうです。

ここを訪れるまで、こんな不思議な岩が転がっているとは知りませんでしたが、これも何かの縁ということで、これらの岩を絡めた構図で撮影することにしました。

 

まずは「オカムイ岩」と「リゾートしらかみ」のコラボ。

f:id:kawaturu:20191015232510j:plain
8525D「リゾートしらかみ 5号」くまげら編成

この日、くまげら編成を撮影したのはこれで3回目でした (^_^;)

意図して追っかけたわけじゃないんですが、弘前から能代へ移動しながら撮影すると、車両運用の都合上特定の編成に集中しちゃうんです。

ですが、車体が白いくまげら編成が来るのが事前に分かっていたので、車両の背景に暗色の山を遠慮なく入れて車両を引き立たせられたので、結果的に良かったですね。

 

続いて「立岩」は、普通列車と絡めて撮影。

f:id:kawaturu:20191015233213j:plain
326D

こちらも運よくタラコ色揃いで来てくれたので、車両が引き立ってよかったです。

 

今回は、小入川橋梁から海側の海岸から撮影しました。

f:id:kawaturu:20191015233611j:plain

海を入れた構図で撮れるお立ち台もあるので、興味がある方は調べてみてください。

 

ちなみに小入川橋梁は、橋梁を挟んで山側から日本海バックで狙う構図も有名です。

実は私、この小入川橋梁は初訪問ではなく1回だけ訪れたことがあり、そのときは山側から撮影しました。

f:id:kawaturu:20191015234048j:plain

が、空が霞んじゃってご覧の有様でございました (^_^;)

本当は日本海がダイナミックに広がっているはずなんですけどね・・・。

山側は午前順光のため、今回の行程ではこの構図はハナッから諦めましたが、いつの日かリベンジしたいです。

 

 

以上で五能線の撮影は終了です。

雨男の私には似つかわしくない?ほどの晴天に恵まれたので、どの撮影地も大満足の結果となりました (^o^)

今度は別の季節に再訪したいですね。

 

これにて五能線を後にし2日目の宿泊地へ向かいます。

が、そのついでに「もう一つのキハ40の普通列車」を撮影すべく、寄り道がてら2日目最後の撮影に挑みます。