本日はJR東日本 水戸支社管内の勝田車両センター公開イベント「勝田車両センターまつり」に行ってきました。
というわけで今回は、その参加レポートをお届けいたします。
勝田車両センターは、水戸駅北隣にある勝田駅に隣接する車両基地で、E657系、E531系、E501系など常磐線東京口で運用される交直流車両が所属し、E231系や緩行線用E233系が所属する松戸車両センターと並び、常磐線の運行を支える重要な車両基地であります。
そんな勝田車両センターが一般公開されるのが本イベントなのですが、実は毎年恒例のイベントではなく、今回は4年ぶりに開催されたとのことです。
さっそく入場・・・の前に、会場入口で「検問」があります。
当イベントは事前申し込みの抽選制となっており、当選者のみが参加できる限定イベントでした。
今回私は自力で当選でき、はれて参加者の一員となりました。
入場早々向かったのは、車両部品販売コーナーでございます。
昨今のJR東の部品販売状況から鑑みると期待薄ですが、果たして品ぞろえは?
「車両部品」というより「駅備品販売」って感じですね。
方向幕オタクな私には、651系の巻取り機2台のみというのは物足りないですが、駅名標の充実ぶりはかなりのものだと思います。
そんななか、私が購入した品がこちら。
私は常磐線には特に所縁がないのですが、石岡駅は社用で何度か利用したことがあったので、下部が若干劣化気味なものの「縁も所縁もない駅のものを買うよりはいいか」と思い、こちらを選択しました。
思いのほか良き品を手に入れられたので、来た甲斐はありましたかね。
今回はオークションも無かったので、部品購入これにて終了。
続いては車両展示ですが、今回はちょっと豪華な顔ぶれとなりました。
今回は651系、E657系、E653系(K70国鉄色)と、平成以降の常磐特急を支えた車両たちの並びが実現しました。
部品が空ぶっても、この並びが見れるなら来てもいいかと思ったのも、わざわざ川崎から安くない交通費をかけてきた理由のひとつです。
651系の前面幕は、時間によって内容を変えてくれました。
これは梅で有名な「偕楽園」を模したヘッドマークで、まさに今時期だけ「スーパーひたち」などで掲出されていた、ちょっとレアなヘッドマークです。
走行写真だとブレたりして綺麗に撮りにくいですが、今日は曇り空なこともあって綺麗に写すことが出来ました。
展示車両はもう一つ。
田端運転所のEF81 95号機と、高崎車両センターのDE10 1654号機がゲスト出演。
EF81は、時間帯によってヘッドマークが変わるサービス付きでした。
車庫の中では、本イベントの告知ヘッドマークを掲出したE531系が展示。
日付にちなみ、列番が「2222M」となっています。
そのほか常磐線ゆかりの写真展。
お馴染みのミニSLもありました。
本来はこれ以外の催しも予定されていたのですが、現在日本各地で大問題となっている新型コロナウィルスの影響で、狭い運転室で行われる運転台公開・車掌体験や、会場内での飲食物販売が中止となりました。
イベントそのものが中止にならなかっただけマシですが、コロナウィルスの影響が鉄道イベントにまで波及するとは・・・。
そのほか、本イベントに合わせスタンプラリーも開催。
勝田駅改札内・イベント会場・ひたちなか海浜鉄道阿字ヶ浦駅のいずれか2か所のスタンプを集めると、お菓子がもらえるという内容でした。
「お菓子」って随分ケチだなぁ・・・と思っていたら、貰ってビックリ。
なんと本イベント特別パッケージのブラックサンダーでした!!
ケチなんて思ってごめんなさいね (^_^;)
「なんか普通のやつよりデカくね?」と思い自宅で開封したら、これまたビックリ。
中から普通のブラックサンダーが出てきました(笑)
つまり、普通のブラックサンダーの上に、特別デザインの包装を上被せしただけなのですが、このほうが包装の保管には都合が良いので歓迎ですね。
さらに勝田駅まで特急列車で来た人は、もう一つ賞品が配られました。
告知用ヘッドマークを模した、マグネットクリップが貰えました。
事前に知らかったので、ちょっと儲けもんでしたね。
これにて会場を後にし、帰路に付くため勝田駅へ移動したのですが、ここでもコロナウィルスの余波がありました。
会場内で売られるはずの記念弁当が、勝田駅のニューデイズのみでの販売に縮小されたため、店内に山積みとなっていました。
すでに12時を回っていてこの量、果たして捌けたのでしょうか・・・。
E501系なんて、10年以上ぶりの乗車ですかねぇ。
少なくとも、東日本大震災前だったような気がします。
水戸駅からは上野行きの乗り換え。
川崎までは2時間以上かかるので、奮発して(本当はJREポイントの景品)グリーン車で帰ります。
ちょうどお昼時だったので、車内でランチにします。
上述の記念弁当が不良在庫になりそうだったので、1つ購入して売り上げに貢献。
記念弁当の類にしては、ちょっと豪華な気がしますね。
といった感じで、まっすぐ家に帰って今回の遠征は終了。
以上、「勝田車両センターまつり」の参加レポートでした。