前の記事はこちら。
熱田駅での赤ホキ撮影を終えて、今回の遠征のお目当ての場所へと移動します。
やってきたのはこちら。
名古屋市港区にある「ららぽーと 名古屋みなとアクルス」です。
ここを会場として行われたJR貨物主催のイベント「貨物鉄道フェスティバル」に参加するのが今回の遠征の目的でありました。
しかしながら本音を言うと、実はイベント自体はどうでも良く、久々に行われたJR貨物の鉄道部品販売に参戦するのが来訪目的の99.99%を占めております。
というわけで屋内のイベント会場は華麗にスルーして、屋外にある部品販売会場へと直行します。
今回の放出品は、DD51とDE10の解体部品がメインだったようです。
朝一はもっと良き物もあったらしいですが、私が到着したお昼過ぎでも思ったより品が残っていたという印象でしたかね。
私は60番台での参戦となりましたが、購入したのはこちら。
DE10 1576号機の楕円銘板でございます。
できれば所縁のある機体の部品が欲しかったのですが、残念ながら残っていた商品に該当する部品は無く、わりと状態の良かった1576号機の銘板を選択しました。
即売は1人1点のみで2巡目は無いので、続いて入札コーナーへ。
こちらも即売と同様、DD51とDE10のナンバープレートが出ていました。
目玉はDD51だと思いますが、個人的には新鶴見所属で現役時代に何度もお目にかかったDE10 1749号機が大本命。
とはいえ、DE10のナンバープレートはすでに所持しているので、落ちればラッキーくらいの額を入れたものの、残念ながら落ちなかったので収穫は無し。
というわけで今回の収穫はDE10の楕円銘板が1枚でした。
私は銘板系を結構集める人なので、事前の想定よりは良い品が買えたことから、撮り鉄との合わせ技なのを鑑みれば、来た甲斐はあったかなと思います。
続いては屋内のイベント会場へ。
ここで最も目を引いていたのはこちら。
JR貨物DD51の運用全廃となった先月のダイヤ改正直前、1801号機に掲げられたDD51のさよならヘッドマークです。
このヘッドマークは、ダイヤ改正3日前の3月10日から12日までの3日間のみ使用されたもので、私も名古屋に遠征して撮り鉄したのは既報の通りでございます。
このときは走行写真の撮影で手一杯で、ヘッドマークをじっくり撮影する機会が無かったのですが、まさかここでお目にかかれるとは想定外!!
いやぁ、来て良かったですな。
そのほかにもいくつか展示。
先日運行を開始したばかりの西濃運輸の半専用列車「カンガルーライナーNF64」の出発式典で使用されたヘッドマークもありました。
部品鉄垂涎のナンバープレートの数々も展示。
EF64 1012号機のプレート、めっちゃ欲しいっすなぁ・・・。
さらに部品展示はもう一つ、なんとEF64のPS22パンタグラフがドドンと展示。
これはタダでも要らないですね(笑)
ただ鉄道模型用の資料として、細部までたっぷり記録させてもらいました。
さらには鉄道模型の走行レイアウト。
やはりイベント柄か、貨物列車がたくさん走ってます。
そのほか東海地区の鉄道事業者の物品販売やステージイベントなんかもありました。
そして屋外会場では、今回の目玉イベントがもう一つ。
実は会場となったららぽーとのすぐ横には、JR貨物の名古屋港線が走っております。
こんな感じで、柵一つ隔てて線路が真横を走っているのです。
この名古屋港線にはJR東海向けのレール輸送列車が週3日運行されており、当ブログでも取り上げたことがございます。
そしてこの日が名古屋港線貨物の運行日と重なっていたので、会場付近を減速して通過するというイベントがありました。
というわけで私も撮り鉄を・・・と思ったら、ちょうど貨物列車の通過時刻と前述の即売会の集合時刻が被ってしまったので、部品販売会場から中途半端なお見送り。
しかも牽引機は、愛知機関区所属のDE10で唯一旋回窓を装備するA寒地型の1592号機じゃないですか・・・。
なおのこと、ちゃんと撮影したかったですな。
といった感じで「貨物鉄道フェスティバル」の参加レポートをお届けしました。
こういった商業施設内で実施されるイベントは小規模なことが多いのですが、本イベントは結構大掛かりで面白かったですね。
来年以降も定番化するのか、注目しておきたいと思います。
このあとは大高駅へ移動して、白ホキを撮影したのは前回の記事でご紹介済み。
白ホキ撮影後は帰路に着いたのですが、今回は新幹線ではなく気になっていた別の交通手段を利用したので、次回はその模様をお届けいたします。