好天に恵まれた、本日の川崎界隈。
本日はヤボ用があり地元運用でしたが、お昼過ぎからフリーになったので、久々に京急を撮影することにしました。
京急ホームページより
京急では昨日ダイヤ改正が行われたのですが、その内容が京急自ら「23年ぶりの大幅なダイヤ改正」と言うほどの大変革となりました。
現在の京急線の運行体系は大きく空港線系と京急本線系に分かれますが、今回は川崎市民な私に身近な本線系統の運用を花月総持寺駅で撮影してきました。
まずは今回のダイヤ改正の目玉?
ダイヤ改正前、日中の京急本線は泉岳寺~三崎口の快特(A快特)と、京成・都営浅草線~三崎口を直通する快特(SH快特)が20分交互の合わせて10分ヘッドで運行され、それを中心として下位種別の列車が接続するのが基本でした。
それがSH快特が一つ下の特急に格下げされ、快特と特急が交互に10分間隔へと改められたのですが、実は23年前のダイヤ改正で日中優等が快特に統一されたそうで、それまではこの運行形態だったそうな。
「23年ぶり」という表現は23年前の形態に戻ったとも言えるわけですね。
快特は平行して走るJRに対抗し、高性能車両による速達性をウリとする京急のアイデンティティともいえる看板列車でしたが、コロナ禍による乗車人員減少の影響で減便となりました。
そして減便されたのは快特だけでなく、京急の収益の柱ともいえる羽田空港アクセス列車にも及びました。
改正前は10分ヘッドで運転されていた、羽田空港~逗子・葉山のエアポート急行もまた20分ヘッドへと半減しました。
個人的に一番痛かったのは、この南エア急の減便でしたね・・・。
もう一つ南エア急で気になるのはこちらの運用。
土休日の南エア急では都営車運用が1つだけありましたが、改正後も残ったようです。
ただ運行時間帯が改正前より30分ほど後ろにずれたようなので、撮影時はご注意くださいませ。
普通は改正前から減便は無いようです。
ただし特急および南エア急減便の影響で接続や退避駅が変わり、完全な10分間隔では無くなりました。
この界隈でいうと、下りは生麦で快特とエア急を退避していたのが、2本に1本は生麦で快特を退避し神奈川新町でエア急に接続、もう1本は生麦での退避が無くなり神奈川新町で特急に接続するように変更。
逆に上りは子安で快特を退避し京急鶴見で南エア急に接続後に快特を退避していたのが、2本に1本は神奈川新町で特急と接続し、もう1本は神奈川新町でエア急と接続し子安で快特で抜かれるように変更されました。
全体で見ると、格下げされた特急と半減した南エア急や普通が接続をとり、互いにカバーすることで減便の影響を最小限に抑えようという魂胆のようです。
そのため快特が通過していた中規模駅や、後続の優等列車との接続が改善された普通のみの駅の利用客には便利になった面もあるようですね。
といった感じで、本日の撮影はこれで終了。